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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『こんにちは!お久しぶりです!!』


  • 事務局来訪の宣教者の皆様●

4月9日
Sr.原田 昌子(師イエズス修道女会)

「カナダ(モントリオールとトロント)に来てもう23年になります。トロントのカトリック日系人グループの方たちはとてもエキメニカルで、オープンです。どなたとでも隔たりなく、交流しています。トロントにいらしたら、どうぞお訪ね下さい。」


4月19日
Sr.佐野彌子(マリアの宣教者フランシスコ修道会)

「海外宣教者として29年になります。英国に1年、リビアに4年、アルジェリアに24年。開業医の先生と訪問看護をしていますが、現地の人たちと接することができるので、とてもいいです。宗教活動のできない国で存在することが証し。サバティカルで1年間の休み中です。」

4月23日
Sr.高澄子(愛徳カルメル会)

「ブラジルに派遣されて39年になります。パラナ州のマリンガで日系人のために、二世の伴木神父様、坂本神父様とご一緒に宣教司牧に尽くしております。金祝のお休みで9月まで一時帰国中です。」

5月28日
Sr.田中一栄(シャルトルの聖パウロ修道女会)

「修道会経営の学校で貧しい家庭の子供が多く、食事のできない子供たち、病院にも行けない子供たちのためにも働いています。自然の持つ厳しさを生活の中で感じながらの毎日です。8月にカメルーンに戻ります。」

6月14日
Sr.佐藤浩子(援助マリア修道会)

カメルーンで13年になります。カメルーン・シテシック・カトリック診療所の責任者をしております。水不足と停電、エイズ、マラリアの患者さんが多いのですが、エイズの薬が不足して困っています。7月にカメルーンに帰ります。

6月18日
Sr.山口多香子(サレジアン・シスターズ)

6月23日にボリビアに帰ります。お祈りとご支援ありがとうございました。コロニア沖縄には沢山の日本人がいらして、入植50周年を祝います。沖縄の踊りを見るのが楽しみです。

7月5日
Sr.小下和代(宮崎カリタス修道女会)

いつも「きずな」を楽しみにしております。宣教者の方々の便りは私たちのはげみになります。2月からサン・マテウスのカリタス学園で働いております。

Sr.白沢康子(宮崎カリタス修道女会)

「支援する会」の皆さんにいつもはげまされています。ブラジルの人たちも本当の希望の光を求めています。

7月5日
Sr.岡野真弓(マリアの宣教者フランシスコ修道会)

物の無い中で暮らしていると、少しのものや事柄にも感動があります。日本では何でも沢山あって、便利なのが当然で、工夫することや喜びが感じられないと思いました。

7月12日
Sr.シスター井上千寿代(聖心会)

ジャカルタの屋台の物売りや、ベチャクの運転手のグループのリーダーがだんだん育ってきています。お隣の国、一番若い独立国東チモールにも時々出掛けます。山奥アラステヘンの未亡人の「おりものグループ」にメガネを持って行ったら、「世の中があかるくなった」と喜んでおられました。7月末にジャカルタに帰ります。






『ハイチのSr.須藤からの報告』


 ご支援いただきありがとうございました。サナトリウムの検査機器、薬品を購入し、二人の検査技師と共に活動を開始しました。






『ザ・メッセージ(海外短信)』

  • このところ寒い日が続いているボリビアで、先日地震がありました。地震は珍しいことなので人々はこわがっています。3週間の冬休みが終わったらまた寒くなり、皆、セーターの上にセーターを重ね着しています。常時温暖なので、15度くらいでも寒い寒いと大騒ぎです。ラパスでは零下にまでなっています。確かに地球は変わりましたね。
    (ボリビア[サンタクルス]・礼拝会 斉藤クニ子)
  • 『きずな』ありがとうございました。巻頭の 座談会、とてもよかったです。支援する会の歴史とそれまでのスタッフの皆さんのご苦労がよくわかりました。ここまで継続してきたことも、皆さんの並々ならぬ努力と奮闘のおかげです。私たち海外に派遣されている者が、どれほど力強い支えをと慰めをいただいているかお察しください。本当にご苦労さまです。
    (イタリア[アシジ]・コンベンツアル聖フランシスコ修道会 瀧 憲志)
  • 先日は種々の雑誌をお送りくださいましてありがとうございました。私はハイチにまいりましてはや28年、こちらに根が生えてしまったかのようです。ですから日本の教会の様子や活動を読むことは大きな慰めとなります。月遅れや不揃いなど少しも気になりません。
    (ハイチ・レデンプトリスチン修道院 飯村美紀子)
  • 一時帰国の折にそちらでいただいた雑誌など、5月の日系人カトリックグループの集会に持って行き、皆さんにとても喜ばれました。今度、図書室にカトリック雑誌コーナーを設けるつもりです。『こじか』も子供たちがサマーキャンプのときに使うようです。本当にありがとうございました。
    (カナダ[トロント]・師イエズス修道女会 原田昌子)
  • 毎回『きずな』をありがとうございます。感謝のうちに読ませていただいております。日本からの海外宣教者が、派遣されている各地ですばらしい働きをなさっていることを知ることは、本当に励みになります。この度、住み慣れたコチャバンパ市からラパス市に移りましたので。お知らせします。
    (ボリビア[ラパス]・聖パウロ女子修道会 清田光子)
  • ハイチに滞在中はひとかたならぬお世話になりました。5月に日本管区に戻りました。どこにおりましても神のみ旨に従ってまいりたいと思います。全世界に平和がくることを願いつつ。
    (クリスト・ロア宣教修道女会 阿部道子)
  • この度の井戸掘り費用の申請が受け入れられ、本当にありがとうございました。日本から支援していただき、大きな喜びと共に力を与えられ、宣教者としての召命に日々心を新たにしております。また、カトリック新聞もありがとうございました。最初に目に入ったのが昔からの親友、聖母奉献会のシスター村田賀津代の訃報でした。昨日、シスターからずいぶん前にいただいたカードを取り出して眺めながら、シスターに思いをはせていたところでした。亡くなられたことは全く存じませんでした。親しい方々が主のみもとに帰っていかれて少し淋しくなりました。
    (フィリピン・御受難修道女会 松田 翠)






『ECHO』

  • 87号の「長谷川神父様も天に召されて」を読み、神父様のことをいろいろなつかしく思い起こしました。
    (東京・小岩教会・寺西英夫)
  • 地球家族の上に真の平和がありますように!皆様とご一緒にお祈りをささげたいと存じます。ささやかですが、共同体の労働のみのりをお送りします。
    (北海道函館市・天使の聖母トラビスチヌ修道院)
  • ペルー、ハイチ、チャドなどからの報告を読んで、厳しい状況のもとで活動されている皆様のお役に立てばと思います。これからも ずっと『きずな』を読ませていただきます。
    (神戸市・藤田ふみ子)
  • 困難の多い所でキリストの愛を伝えてくださっている皆さまの上に、主の豊かな恵みとご保護がありますよう祈っております。
    (北九州市・かどもと眼科医院)
  • いつも会報をありがとうございます。皆様が使徒パウロのようなすばらしい宣教をなさいますように。
    (愛知県春日井市・平澤忠雄)
  • 世界各地で働いておられる宣教者の皆様の上に、神様のお恵みが豊かでありますように毎日、ロザリオをお捧げしております。長い間『きずなJを送っていただいておりましたが、母は亡くなりまして、替わって私が入会させていただきます。
    (北海道小樽市・湊百合子)
  • マリア様の月に帰天しました夫の気持ちを、ささやかながら会員となって引き継いでいきたいと思っております。
    (東京都多摩市・野田己和子)
  • いつも本当にご苦労様です。お祈りと共に、少しですが協力させていただきます。
    (東京都西東京市・高山協子)
  • 一時帰国中のシスター佐野(アルジェリア)とシスター田中一栄(カメルーン)のお二方から貴重なお話を聞かせていただきました。いろいろな困難の中で、明るく宣教なさっているご様子に頑が下がりました。お体に気をつけてお過ごしください。
    (東京都稲城市・松本和子)
  • 『きずな』87号ありがとうございました。私たちの習志野教会にかかわりのあるシスター川俣(礼拝会)のレポートが載っておりましたので、教会の仲間に配りたいのですが、会のパンフレットと共に送ってください。
    (千葉県白井市・福島樹雄)






    『新派遣宣教者ご紹介』


     お元気でご活躍ください。
  • ブラジルへ 大阪聖ヨゼフ宣教修道女会 
    橋本 ハセ







    『編集後記』

  • 「アテネオリンピック」は数々の記録と感動を残して、そして日本中を睡眠不足にして終わりました。先日ある雑誌に『使徒パウロはオリンピックを見たか』という興味深い記事が載っていました。オリンピックは古代ギリシャで「祭典競技」として最初にオリンピアの町で始まり、全ギリシャから注目されるようになり、やがて他の3か所でも行なわれるようになったとか。その一つがコリントの隣町のイストモスで、ちょうどパウロがコリントに伝道に行ったとき、祭典競技が開かれたというのです。紀元51年4月のことだそうです。後年、パウロがコリントの人々へ次のように書き送っています。「あなたがたは知らないのですか。競技場で走る者は走るけれども、賞を受けるのは−人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。競技をする人は皆、すべてに節制します。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするのですが、わたしたちは、朽ちない冠を得るために節制するのです。(コリントの信徒への手紙T 9章24〜25) ※当時は1位のみ表彰  このリアルな記述から著者は、パウロは祭典競技を見たと、推測しています。これを読んで私は、古代オリンピックと使徒パウロが急に身近になったように感じ、さらに聖書の読み方に一つのヒントを与えられたような気がしました。
  • 宣教者の皆様、休暇などで一時帰国なさったときは、ぜひ事務局へご一報くださるか、事務局へお運びいただけましたら幸いです。現地のホットなお話を伺えるのを楽しみにしております。