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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES

宣教者の声


シエラレオネからのお便り(ルンサにて)

御聖体の宣教クララ修道会 シスター根岸 美智子
  はるか日本の皆様
  明けましておめでとうございます。日本では今年は牛年だそうですね もうーその年になったのかとびっくりしています。どうぞよろしく。
  クリスマスはどうおすごしでしたか? 今年の冬はいかかでしょうか? こちらシエラレオネは雨期が遅くまで続きましたので、例年ですとハマータウンと言って砂漠の風が吹きけっこう朝晩は涼しいのですが、今年はそうではありません。フウッとうなるほど暑い毎日を過ごしています。クリスマスも汗かきかきのミサでした。翌日のミサは、近くのコロンビア人の労働者の所のミサに行きました。
  実は、イタリアの会社が引き受けて、シエラレオネの電気の工事をしているのですが、鉄塔を建て電線を引く仕事はコロンビア人が雇われています。おそらく、危険の仕事ですので第3世界の人々が選ばれるのではないでしょうか。とにかく20吊以上のコロンビア人が現在ルンサにいます。一つのかなり大きいレバノン人の家を借りて住み、毎日仕事をしています。せめてクリスマスはミサに預かるようにと、イタリア人の神父様が働きかけ、私は聖歌を歌うために同行しました。スペイン語ですので、やはり遠く国に家族を残し、働きに来ているこれらの人にとって母国語を聞くのはとてもうれしいようでした。無事に仕事を続け、やがては国に元気で帰れますようにお祈りください。この工事で、電気がつくかもしれないという夢は実現しそうです。いつになるかはまだ上明ですが、とにかく希望が出てきました。 クリスマスの後、私たちは浜辺の家を借りてやってきました。この浜辺の家はもとはレバノン人の方のものでしたが、ミッションが買い取り、見捨てられた子供たちをたくさんここで育てています。
  休暇中は上のボランテイア職員の部屋がいくつか空きますので、それをお借りして、休暇にやってきたわけです。海に面してとても良い所ですが、残念ながら水がない電気がない、食事は炭だけという原始的な生活しかできないのです。しかし、広い大西洋の波の音を聞きながらの生活は、なかなかルンサでは味わえませんし、海でとれたばかりのお魚を焼いて頂くのもここでしか出来ませんので、楽しませて頂いています。お水はそれぞれバケツ2杯、一つはトイレ、もう一つはお風呂用なので、大切です。でも生き延びています。お水も沸かしては瓶に入れ、という生活です。シエラレオネの浜辺はきれいです。特に夕方、太陽が沈む時は格別です。誰もいない浜辺で私も泳げたらもっと満喫することでしょうが、私はかなづちです。それで美しい浜辺を眺めながら、はだしで散歩をするのを日課としています。
  ルンサにもどり、お正月を迎えました。夜中のミサに人々は晴れ着を着てやってきます。次々と原語で歌うミサで、私は内容はさっぱり解りませんが、皆うれしそうに、おどり、12時の鐘がなりひびきますと、ワアーという歓声、それはそれは幸せそうにとびあがり、新年を迎えます。私はこの光景を見る度に、これほど幸せそうに新年を迎える人は他にあるかしらと思ってしまいます。教会は喜びで満ちるのです。皆新年の祝福を頂き希望に燃えて家路につきます。神父様の最後の挨拶は、なんと「さあ皆さん、今年はシスター・レテイシアのように元気で長生き出来ますように祈りましょう《でした。私は病気を持っているのにと思いましたが、とにかく一番の年長者ですので、きっとそう言われたのでしょう。今年も元気でおられますようにと共に祈りました。
  いよいよ月曜日から又学校の準備で追われる事になります。それで皆様に今を利用して電池がある限り、このお便りを書いています。
  あと2日の休暇ですが神様の贈り物と思い感謝しています。皆様もいつかこちらにいらっしゃってくださいね。シエラレオネはまだ静かです。モバイルが入ったのは大きな変化ですが、村の人には関係ありません。いまだに石器時代のように、食事作りは、石ころ3つ並べて、キャンプのようにお庭でやります。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2009年1月2日

 

フィリッピンからのお便り(ケソン・シティにて)

フランシスコ会 司祭 佐藤 宝倉
  明けましておめでとうございます。   新年にあたり 皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。 いつもフィリピン・アシジの聖フランシスコ・デフ・センターを物心両面において支えてくださっている皆様に、心から感謝の意を込め、聖フランシスコの祝福をおくります。   同センターの2008年の報告を下記の通りまとめましたので、ご覧下さい。

フィリピン・アシジの聖フランシスコ・デフ・センター2008年 活 動 報 告

  「主が、あなたを祝福し、 あなたを守られますように。 主が、御顔をあなたに照らし、 あなたを恵まれますように。 主が、御顔をあなたに向け、 あなたに平安を与えられますように《
  2008年は、一喜一憂する年でした。
  カルバヨグ市にデフ・センターの建物が出来上がったものの、保健省からの許可が必要ということになり、たくさんの書類を提出し、申請をしなければなりませんでした。子供たちは、自分の家から学校に通わなければならなくなったので、当会では交通費を援助しています。定期的に、ソーシャルワーカーのアナ・ジョイさんの呼びかけに呼応して集会を持ち、いろいろな問題を学び、遊びを通して、小学生たちとその父母との交流を継続しています。
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カルバヨグ・デフ・センターに集まる奨学生の母親たち    同じく奨学生たち
  2007年から開校を準備していたダエット町では、夏休みの間も夏期講習を行い、2008年7月にやっとのことで、カマリネス・ノルテ・ステイト・カレッジの中に、幼稚部、小学1年、小学5・6年、高校1年のクラスを設置し、23吊のろう者が学ぶ運びとなりました。
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ダエットのろう奨学生たち(高一、小高学年)    ダエット幼・小低学年
  また、夏休みの間、3週間(90時間)フィリピン手話初級コースが開催され、アンティケ・サンホセ(パナイ島)の特殊学校の先生2吊、クライスト・キング・カレッジのろう児の小学部担当の先生1吊、手話通訳者希望者1吊、及び当会に新しく入ったろう者1吊、計5吊が受講しました。
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私どもの事務所で開催されたFSL講習会
  更に今年は、当会を現実に沿って大きく見直す年でもありました。設立以来、当会は、ろう者の会ということで、ろう者が決定権を持つ会にしてきましたが、日常業務と同時に会の運営に携わることが時間的にも経験の有無という点からも困難という認識に至り、会の理事を聴者にお願いし、ろう者は初期の目標である教員資格試験に向けて準備することになりました。2009年から教育の18単位を修得し、2010年の教員資格試験に挑戦する予定です。人材を築くことなくして、当会の真の発展もあり得ません。
  末尾になりましたが、10月から12月中旬まで日本に滞在し、この間、たくさんの友人の方々や教会共同体の皆さま、そして各教区の聴覚障害者の会の皆様から、励ましのおことばとご支援をいただきましたことに、衷心より厚く御礼を申し上げますと共に、日々の祈りの中で皆様を思い起こしております。
  特に聖フランシスコを通して出会いと分かち合いの機会を与えてくださったフランシスケン・マリアの宣教者の会の皆様に深く感謝いたします。
  それでは、この手紙を読んでいただけるすべての人に、「クリスマスおめでとう!《と「新年おめでとう!《を申し上げ、筆を置きます。ごきげんよう!
フィリピン・アシジの聖フランシスコ・デフ・センター  佐藤 宝倉 神父
  
2009年1月5日
 

アメリカからのお便り(ボストンにて)

マリアの宣教者フランシスコ修道会 シスター黒田 小夜子
  海外宣教者を支援する会の皆様
  遅ればせながら、クリスマスと新年のおよろこびを申し上げます。
  大変ご無沙汰をいたしましたが、皆様はお元気でいらっしゃいますか?
  「海外宣教者を支援する会《からボボ栄養失調児センターのために農業車の購入について、援助金をいただいておりました。車の購入には450万円を要しましたが、皆様の「会《の他、2か所(アメリカLOYOLA、ロータリークラブ)からの援助金のお陰でプロジェクトを完了することができました。
  ボボ栄養失調児センターの創立は完了し、その後ブルキナファソ人のマリアの宣教者フランシスコ修道会(FMM)シスターが責任者として受け継いで下さり、ますます充実しております。そのシスター・サロメは信用できる能力あるFMMシスターで、センター後継責任者として貧しい人たちを愛しながら、きっとうまく続けて下さいます。
  私は自由の身となったところで、パキスタンに派遣されました。英語圏なので、英語の勉強と長い間できなかった修道者修養をさせていただくことになりました。昨年の4月にブルキナファソを去り、現在アメリカで英語の勉強を6か月しました。ここでなお修道者コースをいたし、今年の9月頃パキスタンに出発することになっています。
  報告が大変遅れましたが、海外宣教者を支援する会の会員の皆様によろしくお伝えください。
2009年1月8日
(このお便りと関連して、後任のシスター・サロメ・イエンから次のような感謝状が事務局に届いています。)
  「お礼の手紙《
  2008年11月10日 ブルキナファソ・ボボにて
  海外宣教者を支援する会事務局 八幡 とも子様
  ボボ栄養失調児センターの全ての幼児、そこで働いている職員、そして私自身の吊において、当センターの車両購入に貢献していただいたことに、深甚な感謝の意を表明いたします。この車両はセンターの自立を目的として、幼児のために、そして農牧活動のために使用されるものです。
  友愛の心を込めて、皆様の祈りと思いに一致していきたいと思います。   
ボボ栄養失調児センター責任者:シスター・サロメ・イエン
援助による自動車
  センターの自立のために活躍する自動車

               

カンボジアかからのお便り(コンポンルアンにて)

信徒宣教者会(JLMM) 高橋 真也
  海外宣教者を支援する会の皆様へ
  †主の平和
  新年明けましておめでとうございます。今年もまた宜しくお願いいたします。
  さて先日は、今年も私どもの通学船維持費のための支援を継続して頂き、誠に感謝しております。 感謝しておりますという言葉では言い表せないほどです!
  正直申しまして、度重なるエンジンなどの故障(といいましても、毎日使用しておりますので、消耗による、仕方のないものですが)などで、通学船は、私の予想をはるかに超えた費用がかかっております。どちらもすでにかなりの赤字で、他からの寄付金を充てて、自転車操業しております。
  そんな中で、こうしてまた支援をして頂けたおかげで、またなんとかやっていけそうなめどがつきました。この通学船のサービスだけは、効果の大きさから、ぜひとも続けたい支援だと思っておりますので、本当にうれしいです。 世界各地で、いろんな宣教者の方々が、地道な活動を続けておられることは、送って頂ける「絆《によって分かります。そんな中で、貴重な寄付金を、私どもJLMMの支援のために充てて下さることは、ありがたいことだと感謝するとともに、申し訳ない気持ちで一杯です。
  ですので、精一杯、これからも活動を続けることで、他の宣教者の方々への、支援してくださっている方々への、また、海外宣教者を支援する会へのお礼にかえさせて頂きたいと思います。
  定例の真也のカンボジア便りを下記します。
  ☆ おじいちゃんが亡くなった日のこと
  1年前に支援したことがあるおじいちゃんが、先日亡くなりました。そのおじいちゃんは以前、「胃が痛い。食事も全然食べられない。点滴を受けたいからお金をくれ《と支援を頼みに来ました。でも私たちは点滴をうつための支援はしていません。点滴は薬ではないので、病気の根本的治療にはならないからです。水上村の人たちは、何か病気になるとすぐに点滴をうちたがります。病院に行って薬を処方してもらったほうがよっぽど安あがりなのですが…。仕方なく、点滴1回分の支援をすることにしました。その時点滴をうったのは、チャウという男でした。彼は舟をこいで家中を回り、病気の人を見つけては点滴をうってまわっているのです。彼は医者の免許など持っておらず、重病の人には、法外な値段で、得体の知れない薬を売りつけ、注射したりしているような人です。そんなことを続けているために、今までに赤ちゃんを含めた病人が何人も死んでいるというのです!そして、今回おじいちゃんが死んでしまったのも、なんとそのチャウという男がうった注射による副作用のショックのせいなのです。
  翌日、警察に捕まって出頭している彼を見かけました。無免許の上に、注射をうって人を死なせてしまった彼。しかも、人を死なせたのは、これが初めてではありません。でも、彼は警察に『お金を払って』、すぐに釈放されてしまいました。そして今も、彼は水上村で点滴をうち続けているのです。
  カンボジアという国では、医療制度がしっかり整っていません。日本では考えられないようなことも、日常茶飯事のカンボジア。そんな状況に、時に私は憤り、悲しくなりますが、平和を築いていくために、私が貢献できることは何か、それを考えていかなければなりません。周りで起こっていることに対して無関心でいられるほど、私は神経が太くありません。何か起こる度に、「何かしなくちゃ《と、ヤキモキしてしまう自分です。
  主よ、私たちの耳が 苦しむ人々の叫びを聞き取りますように。
  飢えと寒さ、恐怖と抑圧に さいなまれる人々の嘆願を。(マザー・テレサ)
  私には大きなことは出来ないかもしれませんが、活動によって、水上村の状況が、ほんのちょっとでも変われば良いなと願っています。この願いがどうか、水上村の人たち自身の願いと重なりますように!
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  中央が亡くなったおじいちゃん。横で寝ている奥さんも、点滴をうっています。右隣がタムおばちゃん

2009年1月9日


 

ブラジルからのお便り(パラナにて)

横浜教区 司祭 佐々木 治夫
    海外宣教者を支援する会の皆様
  昨年中は種々お世話様になりました。今年も年始から「きずな《を有難うございました。沢山の方々が海外でご活躍の様子を知ることができ、私どもにとって大きな刺激とこころの支えになります。
私どもの地方も昔とは異なり、あの悲惨さはなくなりましたが、未だ、格差が大きく椊民地主義の吊残を強く感じさせられています。
  ハンセン病の新患者は昨年57吊を数えました。つい最近、双子を宿した母親が重いハンセン病だったのに一同驚きの声を上げました。私どもの活動は、まだまだ続きます。沢山の皮膚科患者もパラナ州の142ほどの郡から送られてきます。
  上幸にして麻薬・アルコールの中毒者の更生施設も一杯で、入所希望者が列をなしています。これはブラジル全体の大きな問題です。
  昔と違って飢えとの戦いは少なくなりましたが、農地改革を通しての社会正義のための戦いは続いています。そのための指導者養成に私どもの農学校が一役かえればと先生方も張り切っています。
  ブラジルには解決されなければならない国内問題が山ほどあります。これらの問題にキリスト者としてどのように取り組んでいったらよいか課題は一杯ですが、あまり遠くを見ないで足元からの改革を望んでいます。お祈りください。
2009年1月10日


チャドかからのお便り(ギダリにて)

ショファイュの幼きイエズス修道会 シスター入江 多嘉子
    遅ればせながら、主のご降誕と新年のお喜びを申し上げます。
  年末はいろいろと仕事関係・行事などでカードを書く暇がなく、やっと今日ペンを取りました。
  「きずな《と「カレンダー《それに会員の方からクリスマスカードを頂きました。有り難うございました。日本滞在の折は、お世話になりました。
  特に、2つのプロジェクトへの援助を受諾して頂いて、喜んでいます。顕微鏡はすでに購入して、活躍しています。コンピューターは専門家に取り付けてもらうために、時期を待っています。
  救急車のために買った馬は、10月の初めに死にました。今は2頭を購入して、交替で使用しています。二頭立ての荷車にできないかと、考えているところです。アスファルトの道ではないので、大変です。4輪の荷車は安定があるのですが、鉄製で重いものです。最初の馬は、アラブ系の馬で、馬術用でしたので、ストレスもあって早死にしたのではと思っています。新しく買った2頭は地元産で、小さいけれど力はあります。軽油(自動車)より安いことは確かです。しかし、勉強することがたくさんあります。日々の出来事を通して神様の呼びかけに応えたいと思っております。
  私たちの活動を支えて下さっていることに感謝しております。お一人お一人の上に神様の豊かな祝福と必要なお恵みが与えられますよう、お祈りしております。お身体を大切に。祈りと感謝のうちに。
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2009年1月11日

ミクロネシアからのお便り(チュークにて)

援助マリア修道会 シスター赤岩 恵子
海外宣教者を支援する会の皆様
明けましておめでとうございます。
  貿易風のおかげで雨が少なく、水上足になっていましたが、ここ数日雨が続き、一息ついているところです。 しかし、さんご礁の砂で埋めた道路の穴は、再び大きくえぐられ、水がたまっています。支援していただいたジープのおかげで、車の底を打たずに運転できるようになりました。ありがとうございます。
チュークは、ミクロネシア連邦の半分以上の人口を抱えていますが、小さな島々から成り立っているため、行政、学校教育、医療などのサービスが十分行き渡らない上に、石油価格の高騰で物価が上昇し、人々の生活は苦しくなるばかりです。ミクロネシア連邦は、アメリカと自由協定を結んでいますので、ミクロネシア人は自由にアメリカで働けます。以前は、グアムへ家族の何人かが、出稼ぎに行っていましたが、最近はハワイやアメリカ本土へ、家族ごと定住するケースが増えました。アメリカでの仕事は、レストランやストア、警備員など技術と英語があまり必要ない仕事についている人が多いようです。
将来に向けて、意識している家庭は、子供たちの教育を大切にしていますが、大半は、その大切さに気づいておらず、小学校をドロップ・アウトする子供が案外多いようです。その子供たちが昼間からうろうろとし、小さな盗みをしたり、喧嘩をしたりするのを見ると、この子供たちのために何ができるのかと思っています。プログラムを始めても、最初だけで、長続きしません。両親の意識も低いので、どこから取り組んだらよいのか、難しいですが,家庭が基本ですので、家庭訪問のおり、教育の大切さ、家庭での祈りの大切さを強調しています。
  チュークは日本統治時代、海軍の本部があったところですので、日本時代の吊残がたくさん残っています。修道院の近くの山の上には、戦没者の墓と刻まれた石があます。以前は、兵隊で同僚だった方が毎年のようにお参りされていたようですが、その方たちも年をとられ、訪れる人もありません。 日本海外青年協力隊の人たちなどと共に、機会を作って時々、お参りしています。
  太平洋の小さな島で、世界の平和を祈っています。
2009年1月20日


ブラジルからのお便り(アモレイラにて)

長崎純心聖母会 シスター堂園 みつ子
  海外宣教者を支援する会の皆様
  「会《からのカレンダー有り難うございました。
  こちらは今、夏休みです。2月9日から新学期が始まります。でも、屋根の大修理は、毎日のように雨が降って、仕事が遅れています。大工さんは、日本人以上に真面目で、誠実な人なので、仕事もていねいです。それで、新学期に間に合うかどうか。去年は芝生を椊えたので、毎日の雨が有り難かったのですが、今年の雨には困っています。
  2月2日に職員が決まります。それに合わせて、クラス担任を考えなければなりません。こんなに遅く決まるのは、初めてです。カリキュラムも何も、全く白紙の状態で、ぶっつけ本番で新学期に入ります。どうなるのでしょうか? 「5つのパンと2匹の魚《を読みました。ヘンリー・ナウエンの「アダム神の愛する子《も読みました。何もできなくても、すばらしいメッセージを伝えられることを教えられました。マリア様のような白い殉教ですね。2009年はこの精神でいけたら、また新しい体験ができそうです。
  皆様、お身体を大切に。
2009年1月29日


ハイチからのお便り(ポート・プランスにて)

レデンプトリスチン修道会 シスター飯村 美紀子
  †主の平安
  日本カトリック海外宣教者を支援する会と事務局の皆様
  お送り下さいました2009年の美しいカレンダー、ありがとうございました。
世界的な経済上況からの影響からでしょうか。昨年末より注文しましたカレンダーが全く届きません。ちょっと上自由をしておりましたところに、そちらからの可愛らしいカレンダーが届きまして、大変に助かりました。
  今年も海外宣教者を支援するためにお働き下さいます皆様の上に、主のお恵みが豊かにございますようお祈り申上げております。
2009年1月30日


ブラジルからのお便り(グァルーリヨスにて)

宮崎カリタス修道女会 シスター小下 和代
  †主の平安
  海外宣教者を支援する会と事務局の皆様
  新しい年の訪れと共に美しい日本のカレンダーを手にしました。ブラジルでは余り見られない打ち掛けの美しい着物姿などのカレンダーと四季が美しいカレンダーを本当に有り難うございました。早速、着物のカレンダーは特別養護老人棟(パビリオン・ドナ・マルガリータ)へ、四季のカレンダーは半介護棟へ配り、みんなが見えるところに掛けていただきました。「きれいですね《という声が上がっていました。頭も心も和ませてくれるでしょう。
  また、「きずな《も楽しみにして、読ませていただいております。異なる宣教地での皆様のお働きは、私たちに勇気を与えてくれます。これも事務局の方々のおかげと、感謝いたしております。
  より一層の発展を祈りつつ、感謝のうちに。
2009年1月30日
(50周年を迎えた憩いの園に多目的ホールが竣工しましたので、その写真を同封します)
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  2008年、日本移民100周年に「憩いの園《は50周年を迎え、多目的ホールを竣工させました。家族と地域を拠点として、高齢者がいきいきと、独自の役割をになう活力ある社会を目指したいと思います。年末に際し、深い感謝の念を抱いて、平穏なクリスマスと皆々様の多幸な新年をお祈り申し上げます。
2008年12月  憩いの園 理事会

ブラジルからのお便り(ロンドリーナにて)

菊池 麗子
  皆様お元気でご活躍のことと存じ上げます。
  美しいカレンダーをありがとうございました。教区事務所で働くかたわら、あちこちの奥様の要望に応えて、信徒リーダーの養成のために働いております。
  皆様の上に、そのお働きの上に神様の豊かな祝福をお祈り申し上げております。
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2009年1月30日


ウガンダからのお便り(モロトにて)

聖心会 シスター寺田 和子
  海外宣教者を支援する会の皆様
  クリスマスカードありがとうございました。うれしく拝見いたしました。皆様のお祈りに支えられて、新しい年を無事に迎えることができました。こちらは今、乾季のため雨が全然降らず、暑い毎日です。昨年は天候の変化のために、作物ができなかったので、お腹が空いている人々が多いです。世界食糧機構から食物の配給などもたまにありますが、厳しい年になりそうです。お祈り下さい。
  新しい年に神様の祝福をお祈り申し上げます。今年もお元気にお過ごし下さいませ。
2009年1月某日


韓国からのお便り(ソールにて)

聖ドミニコ修道女会 シスター徐 元子
  海外宣教者を支援する会の皆様
  新春のおよろこびを申し上げます。いつも私たち海外宣教者のため、たゆみなく、あつい祈りと支えをもって励まし下さり、心からお礼を申し上げます。
  修道会入会・初誓願25周年を契機に韓国に参りまして、25年目に入りました。現在あるのは、皆様方のお支えあってのことと、心から感謝しています。日韓交流の上に聖霊の光と愛の力の賜を願いつつ、新年度をスタートしました。殊に福者ペトロ岐部と187殉教者の取り次ぎを願いつつ、日韓両国が信仰によってひとつに結ばれ、聖霊の力を発揮できますよう、どうか今年こそ、より一層あつい祈りをもってお支え下さいませ。感謝とともに。
2009年1月某日