ブラジルからのお便り(サンパウロにて)宮崎カリタス修道女会 シスター白沢 康子
主の平和すでに2月も半ばになりました。 いつも海外宣教者の私たちに思いを馳せていただき大変うれしく、感謝でいっぱいです。 先日は日本の美しいカレンダーをお送り頂き、とてもうれしいでした。早速応接間に掛けされて頂きました。訪問客の方々にも日本の文化を紹介できるチャンスとなります。 同時に2002年度にご協力頂きました「スポーツコート」の写真を同封いたします。今では生徒数も徐々に増え、休むひまもなく活用されています。 週末、土日は地域に学校を開放し、子供たちが路上でたわむれないように、こちらに招待し、「オラトリオ」に参加を呼びかけて、宗教、スポーツ、レジャー、その他の活動を展開しています。 私共を支援して下さる貴「会」へ感謝することを忘れないように、またこの現地の人々にも伝えるよう心がけています。 何事も挑戦なしにはすみませんが、どうぞ今後とも私共の支えとなって下さいますようお願い申し上げます。 どうぞお元気でお励み下さいませ。 スポーツコート 2004年02月14日
ブラジルからのお便り(サンパウロにて)宮崎カリタス修道女会 シスター川端 千鶴子
海外宣教者を支援する会のスタッフの皆様† 主の平安 日本の2月は寒さも最も厳しい時期かと思いますが、皆様お元気でしょうか。TVニュースでは日本、北米では例年にない大雪の冬を過ごされているようですね。 私たちは皆様、多くの方々のお祈りに支えられ乍ら、元気で各々の場で日々のミッションに励んでおります。 先日は2004年度のカレンダーをお送り下さり、ありがとうございました。美しい「はなつづり」本当に目が覚めるほど美しく、一枚一枚のいけ花を生けてみたくなったり、生けた人の心を想っては、心が清められる感じさえいたします。大事にして聖堂に飾る生け花の見本にさせて頂きましょう。 もうすぐ四旬節が訪れますね。今年ブラジルの四旬節の兄弟愛運動のテーマは「水」:Agua fonte de Vida 水は命の泉。 私たちの生活になくてはならないもので、全てを生かし、清めてくれる水のように、神を忘れた今世紀の中で、神のみことば(水)で生き返らせ、清めていくミッションに努力していきたいものです。人を、植物、動物を生かし、清め、固めるという大きな力、役割を持つものですが、反面、水の力は全てを破壊するという、恐ろしい現実を見聞きしている昨今です。 ブラジルは雨の時期で、今年は何十年ぶりの雨と言われるほど、しかも今まで干魃で飲み水さえ不足していた北ブラジルに多量の降雨が続き、多くの人々が家も土地も人命までも失うという悲惨さが続出しているこの頃です。自然の災害とは言え、毎年この季節に繰り返されている水害、土砂崩れなど、何とかならないものかだろうかと、心の痛む昨今です。 町ではカーニバルのデスフィーレ踊りで酔っているコントラストに国の文化とは言え、矛盾さえ感じさせられますが、無力な私たちには力あるおん者へ嘆願するほかありませんね。どうぞ苦しんでいる多くの兄弟たちのためにお祈り下さい。 感謝をこめて。 2004年02月20日
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