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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES

宣教者の声

ペルー(リマ市)

宮崎カリタス修道女会 シスター恵 英代
絵葉書
心のこもったクリスマス・カードに励まされて、新しい年を皆さま方一人ひとりの祈りに支えられながら、神のメッセージを告げ、生きてゆきたいと新しい力、勇気を感じる今頃です。
いつも毎年私たち小さな宣教女たちを心に留めていただいて、感謝の中に嬉しく思います。
皆さま方の尊い存在のため、世界の中で苦しむ小さな人々は真の喜びを発見することでしょう。
感謝の祈りの中に。
2003年1月5日




パラグアイ

聖霊会 シスター林  静子
主の平安
昨日クリスマス・カードと一緒に「きずな」81号をたしかに頂きました。どうもありがとうございました。
私は昨年12月にお便りを差し上げましたが、着きましたでしょうか?
12月一杯で聖霊会はラパス移住地を引き上げることになりました。と言っても、宣教を全く止めるわけにはいきませんので、月に何回か訪問することにいたしました。
それでこれからお手紙は Distrito La Paz でなく、Encarnacion の住所宛にお願い申し上げます。 Encarnacion も2年前から家政学校の校舎を Uninorte という大学に貸しまして、シスターたちの宿舎だけ残っております。
シスターたちの宿舎が Nuatra Senora de Encarnacion という名前で呼ばれております。
ラパスの私たちの家も1975年12月に落成し、Misioneras de Sierras de Espiritu Santo という看板をかけておりましたが、12月30日にそれを取り外し、本年1月1日からラパス日本人会に5年契約で貸すことになりました。今までの施設は日系老人クラブが使用し、管理は日本人会に任せることにいたしました。
私たちの家の敷地は100m×100mで芝生もあって、広いので、お年寄りはゲートボールもできますし、木がたくさんあって、よい環境です。
日本人会の配慮で私たち日本人の姉妹のために、2部屋個室を確保してあります。年末にもお葬式があって、シスター金永と私二人はそこに泊まって、葬儀に列席しました。
30年働いたミッションの地で土地の皆さんたちも名残を惜しんで下さいました。12月23日には市長さんの主催で、30年間のミッションの感謝ミサ、その後に送別会をして下さり、神言会と聖霊会の管区長も主任司祭と共に出席して下さいました。
幼稚園の卒園生も参加しました。
ラパスの主任司祭はマルセロ・カイネル神父様(ドイツ系アルゼンチン人)で、お年も75歳になられます。お一人で25の小聖堂の司牧もなさり、毎日トラックでお出かけになります。
私たちが出て行ってしまって、替わりの修道会が来ないので、とても残念がっております。1月15日に一般信者の方たちが集まって、これからの宣教について話し合います。
1月5日にはクルッカ神父様がサンタローサ教会にいらっしゃって、新年のミサ(日本語)をして下さいました。
私とシスター・チタもエンカルナシオンから泊まりがけで、出かけて行きました。自動車がないので(今までの自動車は支部の閉鎖と共に、エンカルナシオンに持って行ってしましました)。
バスでコロニアまで通うことになります。結局、召命が少ないので、神父様やシスター方の老齢化で手が回りませんので、信徒使徒職の時代にこれからはなると思っております。
日本から若い神父様や宣教女、伝道師の方たちがいらっしゃるのを望んでおります。
私は1月末にピラポ移住地の方に転任になります。只今アスファルト道路(ラパス―ピラポをつなぐ)の工事中で、後8km位で完成いたします。遠回りして80kmも離れていたコロニアが、直線コースになるとラパスの市街地からピラポ中央部まで、48kmでずっと近くなります。
今年もよい年でありますよう。聖霊の御慈しみによりて。
1月10日エンカルナシオンにて。
2003年1月10日




パラグアイからのお便り

コングレガシオン・ド・ノートルダム シスター峯 敬子
「幼稚園児を通して両親も一緒に学べるような方法で、宗教教育を考えてやっています。」
(一時帰国中に海外宣教者を支援する会事務局訪問の際のメッセージと写真)

2003年1月10日