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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ(海外短信)』

  • 今年のカレンダー「光のシンフォニー」が届 きました。あまりに美しいのですっかり見は れて、皆に見せびらかしております。いつも 皆様の絶え間ない祈りとご支援に心から感謝。
    (ブラジル 横浜教区司祭 石川裕之)
  • 3月の初めに、イタリア人の神父様の指導で、ドナウ川のほとりにあるベネディクト会で年の黙想をしました。大変な田舎で、汽車とバスを何回も乗り継いでやっとたどり着きました。4000年の歴史ある美しい地で、その重みを感じました。主のご復活の喜びが、世界中の人々にゆきわたりますよう祈りつつ。
    (ドイツ[デュッセルドルフ] 聖パウロ女子修道会 比護キクエ)
  • 立派な2本のカレンダーと新年のご挨拶状をありがとうございました。1本は私どもの家に、もう1本は仕事場である日本語学校にかけました。本当にありがとうございました。
    (ブラジル[サンパウロ] 神言会付属カテキスタ 箕浦まさ・野田芳子)






『ECHO』

  • マダガスカルに眠る姉、Sr.遠藤能子の生前の功績をしのび、千の風になって大きな空から見守ってくださいと、心からお祈りしております。
    (札幌市 酒谷教子)
  • 私どもの姉妹がパラグアイで宣教しておりました間、いろいろお世話になりました。支援する会のお仕事の上に神様の祝福が豊かにありますように。
    (東京都 コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院)
  • 本校の「愛のもちより」募金の一部を送ります。
    (兵庫県 神戸海星女子学院小・中・高等学校)
  • 匿名希望のある老婦人からことづけられたお金を送ります。皆様のお働きのために祈っております。
    (愛知県 東山教会)
  • 海外でお働きの皆様に励まされて、小さなお祈りのうちに老後を送っております。皆様に上に神の恵みが豊かに与えられますように祈りをお捧げしております。
    (長崎県 西村任意)
  • 貧しい人、苦しんでいる人のために働く神父様やシスター方はどうしてあんなにも「お返しを求めない愛」を実践できるのでしょうか?私もいろいろ奉仕活動をしていますが、よい報いがほしいと思っている自分を感じます。「お返しを求めない愛」の実践が本当に身につく方法を教えてください。
    (大阪府 緒方貴子)
  • 言葉の違いを乗り越えて真心を持って宣教しておられる方々のためにお祈りします。多くのお働きの実がふすばれますように。
    (千葉県 中具巳)
  • いつもFきずなjをありがとうございます。夫がうつ病から躁うつ病となり闘病3年になります。私は福祉施設で働いていますが、このたびの自立支援法によってかなりきびしい経営となり、ワーキングプアー状態です。精神障害者には入院費の補助がないので、大変な出費です。それでも海外で活動されている宣教者の方々を思うと、心を打たれ、頭が下がります。ほんのわずかですが、送金させていただきます。雑誌なども送ってよいのであれば、お送りしますが。
    (福岡県 一支援者)






    『新派遣者紹介』


    お元気でご活躍ください。
    ボリビア サレジアンシスターズ 竹山敏枝
    ボリビア サレジアンシスターズ 竹山敏枝

    タイ(チェンマイ) カトリック信徒宣教者会 福岡教区水俣教会 松本和歌子
    タイ(チェンマイ) カトリック信徒宣教者会 福岡教区水俣教会 松本和歌子








    『こんにちは!お久しぶりです!!』


    事務局訪問の宣教者の皆様
    (日付は来訪日)


    3月16日
    フランシスコ会 小川 満神父:ブラジル

     昨年の12月30日から休暇帰国中です。ブラジルの真夏(12月〜2月)、私の居住する中西部では気温が40℃を超える日が多々あり、北海道育ちの私にはこの真夏の肌を刺すような頭上の太陽の光が耐えられません。3年ごとの休暇は必ず北海道の冬を選びます。帰国中はぜいたく過ぎるかもしれないが毎週数回スキーへ。旭川修道院の前のバス停から市内循環バスで15分とかからずにスキー場に到着。子供時代からの楽しみだったスキーを存分に満喫し、英気を養った今、酷暑のブラジルに帰る日がもうすぐだ。40℃を超える暑さでは、コップに冷蔵庫で冷やした水を注いだだけで、ピッと音をたててひびの入るほどなので、それを考えると帰るのに腰が引けてしまいます。でも私の帰りを待っていてくれる同僚の司祭たちや信者たちのことを考えると、もう一度勇気を振り絞って旅に出ます。日本の皆さんの祈りを背に感じながら。

    3月23日
    マリアの宣教者フランシスコ修道会 Sr.佐野常子:アルジェリア

     長い海外での生活を終えて帰国しました。イスラムの世界で、人々との出会いを通して喜び、苦しみを共に生き、聖霊のすばらしい働きを感じた日々でした。その間『きずな』を通して送られる皆様からの分かち合いで大きな力をいただき、感謝いたしております。電車の切符を超スピードで吸い込むような速度の日本社会に戻り、マゴマゴしながらも皆様に助けられ、新しい一歩を始めたいと思っております。

    4月4日
    聖霊奉侍布教修道女会 Sr.宮入キワ子:パラグアイ 

     この度日本管区に転任になり、37年間住み慣れたパラグアイから3月末に帰国しました。パラグアイ滞在中はいろいろご配慮、ご支援をいただきありがとうございました。
     日本より長い外国生活で考え方や常識的な面で少しむずかしいことがありますが、これから学びつつ、日本の社会にとけ込んでいきたいと願っています。また、皆様のご意向に合わせて、自分にできることがあれば、していきたいと思っています。これからもより多くの人々のご協力によって、この会がますます発展していきますことを願いつつ、感謝のうちに。

    4月20日
    ショファイユの幼きイエズス修道会 Sr.園田国子:カンボジア

     昨年ご支援いただいたバイクで走り回ることができ、村の家庭訪問も楽になりました。また、コピー機は100名の子供のための教材作りにフル回転です。ありがとうございました。

    5月7日
    フランシスコ会 佐藤宝倉神父:フィリピン

     フィリピンでは聖週間の聖なる3日間は、国民の休日です。マニラの私どものろう者の共同体では、聖木曜日には、晩餐のミサの中で洗足式をし、聖金曜日には、イエス様が残した「最後の7つの言葉」に基づいて黙想会をしました。復活徹夜祭は小教区へ行き信徒の方々と共に祝い、さらにサマール島カルバヨグ市(マニラから700km)にも赴き、復活祭をお祝いしました。それからマニラに戻り、飛行機に飛び乗って日本に。
     いつも『きずな』や宣教者名簿、クリスマスカードなどいただきながら、一度もお返事を出しませんでした。普段日本語に飢えている生活ですので、『きずな』が来ると一気に読んでしまいます。事務局の皆様そして読者の皆様、どうか私どもが人々に忠実に仕えることができますように−層のお祈りをお願いいたします。






    『無事に引っ越しました!』


     すでに前号でお知らせしましたとおり、当会の事務局は3月108に無事引越しを終え、よい環境の中でイ士事ができることに感謝しております。有名になった六本木ヒルズも東京ミッドタウンにも近く、ぜひお立ち寄りください。

    毎週、月・水・金10:00〜16:00
    所在地:
     〒106−0032東京都港区六本木4−2−39
     Tel.03−5770−8753
     FAX.03−5770−8754






    『新入会員』

    個人会員 9名
    団体・法人会員 3件







    『編集後記』

    • 日本の5月は木々の緑が濃くなり、バラが咲き、アジサイの花も色づいて、さわやかなよい季節です。すでに沖縄では雨季に入りましたが。新学期のあわただしさも落ち着き、会社の新人研修も一段落した頃でしょうか。そんな中、「はしか」の流行でなんと大学が次々と閉鎖になるという思いがけない現象が起きました。かつて子供の頃しっかり「はしか」にかかった年配者は、大人が「はしか」になったらどんなに辛いことかと、同情するばかりです。
    • 『きずな』100号に向けて、あれこれ思案中。100号およびそれ以後の企画など、皆様からアイデアをいただけましたら幸いです。そして、これまで以上に現地からの報告もお待ちしております。(す)