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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『こんにちは!お久しぶりです!!』


事務局訪問の宣教者の皆様
(日付は来訪日)

2006年9月11日
シャルトル聖パウロ修道女会 Sr.田中一栄 Sr.末吉美津子:カメルーン
tanaka  sueyoshi

 カメルーン在任中はお祈りとご支援ありがとうございました。海外宣教の仕事を終え、現在盛岡の住人となっています。心はまだカメルーンに時々戻りますが、あと少し残された人生を日本の宣教のために尽くしたいと思います。まだカメルーンにはSr.末吉がおりますので、今後ともお祈りとご支援よろしくお願いいたします。皆様の上に神様の重かなお恵みを目々祈りつつ、ご報告とお礼に代えさせていただきます。(Sr.末吉はシスター田中と一緒に一時帰国され、9月11日に事務所に来られましたが、その後また現地に戻られ、お元気で宣教活動を続けていらっしゃいます)

2006年9月25日
礼拝会 Sr.川俣恭子:ペルー
kawamata

 三年ぶりの日本は目まぐるしく変わっていましたけれど、この美しい秋の自然はやさしく私を迎えてくれました。砂漠のような土地に住んでいると、緑の木々と咲き乱れる花々の美しいふる里がよく思い出されます。でも、大都会の群衆の中を歩いているときなど、ペルーの貧しい人々の顔が、あの人なつっこい、輝いた眼差しが無性に懐かしく思い出されるのはどうしてでしょうか?皆様のお祈りとご支援に支えられながら、再び、リマの苦しむ女性たちのもとに帰ります。

2006年9月27日
ショファイユの幼きイエズス修道会 Sr.小森雅子:ドミニカ共和国

 今回は2年ぶりで帰国したせいか、日本の生活に早く順応できました。でも、新しい物も増えて利用の仕
方が分からず、その前で立ち往生することもしばしばです。物がない方がかえって便利かも…などと考えています。11月の中旬にドミニカに戻ります。皆様もお元気で!

2006年10月13日
宮崎カリタス修道女会 Sr.松下春江:ボリビア

 久しぶりに会の事務所を訪問、いつも変わらぬあの笑顔の八幡さんと親しく語らいながら、まだ見ぬスタッフの皆様にも親しみを覚えました。今年も宣教のためにガソリン代を支援していただき、スムースに活動できました。距離的に散らばっている14の村をかけ回り、司祭不足による日曜日のみことばの祭儀、土曜学校(オラトリオ)の見回り、婦人クラブの編み物の指導、病人・老人の家庭訪問、ご聖体運び、貧しい人たちのための食料品配布など本当に助かっています。心より感謝し、お礼申し上げます。今、私たちの宣教活動の優先課題は、村の教会(信仰)生活の活性化のため、カテキスタと青年リーダーの養成に力を入れることです。よりよきリーダー、後継者、協働者の養成です。村の人たちに教会意識を持つこと、信仰生活への喜びと興味をもって生活することの必要を解っていただくために、何とかしなければ、と勇み立っています。

2006年10月13日
宮崎カリタス修道女会 Sr.末吉順子:ボリビア
sueyoshi

  世界中で働く宣教者一人一人を温かく迎え、支え、祈ってくださる皆様に感謝の気持ちで一杯です。神がおられる聖堂のすぐ側にある、あの小さな事務所から発信される愛のメッセージが、全ての人の心を平和で満たしてくださるようにと心よりお祈りいたします。毎日のお仕事を神様が豊かな祝福で満たしてくださいますように。感謝をこめて。

2006年10月13日
宮崎カリタス修道女会 Sr.白沢康子:ブラジル
sirasawa

  3年ぶりに「支援する会」を訪問する機会に恵まれて、何より嬉しく感謝しております。私共宣教者の精神的、そして物質的に大きな支えとてなって、昨日も、今日も、そして明日も目に見えない秘められたカを私たちに取り次いでくださっている、「支援する会」の使命の貴重な存在をどれほどありがたく思っているか…神のみがおわかりでしょう。

2006年10月27日
マリアの宣教者フランシスコ修道会 Sr.岡野真弓:パキスタン

 帰省して美しい紅葉とさわやかな季節を楽しんでおります。皆様からのご援助で、結核患者への薬に援助ができ、週2回の近くの村への訪問も続けられています。本当にありがとうございます。






『ザ・メッセージ(海外短信)』

  • 先日は「カトリック生活」や「聖母の騎士」誌をお送りくださり、本当にありがとうございました。こちらハイチの治安は一向に改善されず、また経済面でもなかなかよくならず、一般の市民はとても貧しい生活に追い込まれています。その上心の支えであったフランスから来られたシスター方が種々の条件から本国に帰られたりして、自分たちの苦しみを分かち合ってほしいという方が増えてきております。どうぞ、ハイチのために皆様のお祈りをお願い申し上げます。
    (ハイチ レデンプトリスチン修道院 飯村美紀子)
  • いつも雑誌をお送りくださりありがとうございます。こちらの日系の信者、未信者の方々と分け合い、有意義に読ませていただいております。どこにおりましても日系人の皆さんのために働けることを感謝いたしております。
    (アメリカ[ロサンジェルス]  中嶋芙美子)
  • 『きずな』や雑誌、新闘など届きました。本当にうれしく、長年、海外の私共を支援してくださり感謝しています。一息ついてのくつろぎのときを新聞や雑誌で楽しませていただいております。よい記事や興味深い記事は、 こちらにシスターたちに訳して分かち合っています。「カトリック生活」の写真がとてもきれいで、こんな雑誌が英語版であったらどんなによいかと話し合っていました。
    (フィリピン[コタバト] 御受難修道女会 松田翠)






『ECHO』

  • 『きずな』をいただき、宣教の地で働くシスター方の写真やメッセージに触れるたびに、思い出すことがあります。6年前取材で訪れたブラジルで、堀江神父様にお会いしました。スラム街を案内していただいたとき、「この世に奇跡があるとしたら、それはシスターたちの働きだと思います」とおっしゃり、今も忘れることのできない言葉となっています。身の危険や病気、人々の無理解や偏見の中で、あんなにも明るく働くことができるシスターを見ると、本当に「奇跡」のような気がします、ブラジルであんなに多くの人に慕われていた堀江神父様は、今は東チモールだそうですね。
    (埼玉県川越市 鈴木浩)
  • いつも会報をお届けくださり祈りと共に皆で読ませていただいています。わずかな献金ですが、何かのお役に立てれば幸いです。お祈りと共に。
    (香川県高松市 聖母被昇天修道会高松修道院一同)
  • 故郷を離れて宣教に励んでおられる修道者の皆様に、イエス様、マリア様の励ましが絶えず与えられますように。
    (千葉票市川市中異巳)
  • 教育はとても大きな財産となります。幸いにも私は高い教有を受けることができましたが、そのことを神に感謝すると共に、少しでも多くの子供が教育を受ける機会に恵まれることを願っています。
    (東京都東久留米市 米沢正博)
  • 佐々木神父様の記事を読みました。48年もの長い間、国外での宣教はどんなに大変だったかと思いました。倫理神学でなく実践神学の実行が、今大切なことと思われ、いろいろ考えましたら涙が止まりませんでした。神父様のご健康をお祈り申し上げます。
    (匿名希望)
  • 海外宣教をなさっておられる皆様は、世界の情勢はなかなかよくならないなかで、貧しい国のために働いていらっしゃるのは、まことに愛と勇気の満ち溢れる方々だからこそできると思い、心から感謝しております。お体を大切になさってご活躍ください。
    (東京都稲城市 松本和子)

    アルゼンチン日系人信徒とこの地区の小学生の子どもたち
    アルゼンチン日系人信徒とこの地区の小学生の子どもたち

    11月10日バウルー市(ブラジル)の名誉市民の表彰を受けた青木勲神父
    11月10日バウルー市(ブラジル)の名誉市民の表彰を受けた青木勲神父

    ケニヤからの絵ハガキ
    ケニヤからの絵ハガキ

    ボリビアサンタクルスビャエミリア院長様の祝日を祝う母子寮の子どもたち
    ボリビアサンタクルスビャエミリア院長様の祝日を祝う母子寮の子どもたち

    マサイ族の少女たちの絵ハガキ
    マサイ族の少女たちの絵ハガキ

    コートジボアールパキディエ小学校の読書会
    コートジボアールパキディエ小学校の読書会

    カンボジア 識字教室
    カンボジア 識字教室






    『クリスマスと新年のお慶びを申し上げます。』


     世界各地で宣教活動をなさっている皆様の上に、また国内で祈りと共にご支援くださっている皆様の上に、豊かなお恵みと祝福がありますように!皆様はどのように準備なさっていらっしゃいますか。子どもたちは祈りや小さな犠牲をささげながら、ワクワクした気持ちでクリスマスを待ち望んでいることでしょう。来年は、子どもたちが目の輝きを失うことなく、一人一人が大切にされる環境で成長できますよう、大人たちは真剣に取り組まなくてはならないと思っています。
     この一年の当会の活動を振り返りながら、多くの方々からご支援いただいたことにあらためて心から感謝申し上げます。






    『編集後記』

    • 最近、帰国あるいは一時帰国なさった宣教者の方々がお訪ねくださる機会が多くなって、うれしく思っております。その上、私どもの活動を国内外にご紹介くださり、新たな支援者が増えたり、またバザーもご協力いただいたりこの会の強い味方になってくださっています。本当に心から感謝しております。
    • 来春、当会の事務所の場所が変わる予定です。次号で詳しくお知らせいたしますが、今後とも引き続きご支援をお願い申し上げます。
    • さて今年の冬、日本列脇は寒さが厳しいでしょうか、雪も多いでしょうか?皆様お体を大切になさってよいクリスマスと新しい年をお迎えください。(す)