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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『こんにちは!お久しぶりです!!』



事務局訪問の宣教者の皆様
(日付は来訪日)

2005年11月14日
カノッサ修道女会 Sr.鬼頭 敬子:英国

 かつて、心の大いなる犠牲を払って私を修道生活へと捧げ、今は一人病に倒れたおいた母のそばで、できるだけ長く世話をするという今しかできない「介護というミッション」に専念しています。そんな中で、いわゆる「事務所」と思って訪れたイきずな』の発信元は、聖堂脇の小さな小さなお部屋でした。あの小さなべツレヘムから大いなる救いが全世界にもたらされたように、このささやかなオフィスから世界に散らばる宣教者への熱いエールが送られていると思うと、胸が痛むほどの感動を覚えました。スタッフの皆様、そして支援者の皆様に心から感謝しつつ、再び宣教地に戻ることができる日まで祈りの宣教を続けたいと思います。


2005年12月9日
サレジオ修道会 倉橋 輝信神父:ボリビア

 私の大好きな聖句の一つは「喜んで与える人を神は愛される」です。喜んで私たち宣教者を支えてくださっておられる日本の皆様を神さまが愛してくださっていることは、間違いありません。これからもお互いに愛と喜びの声のうちに世界のピース・メーカー(平和を与える人)として歩みたいものです。


2006年1月27日
マリアの宣教者フランシスコ修道会 Sr.青木 青子:台湾

 いつもお祈りと尊い犠牲によって支えてくださっていることを心から感謝いたします。『きずな』をいただく時、日本の教会から派遣されていることをあらためて思い起こしています。こちらでは山に住む原住民の人たちと共にいます。その人たちは皆、日本と日本人を変わらずに愛しておりますよ。何が求められているのか、共同体の姉妹たちといつも模索しながら、日々生活しております。






『ザ・メッセージ(海外短信)』

  • 私たちの住むメハラ村は、ファタログ語が日常使われ、せっかく学んだテトン語が通じません。覚えた単語を使って話しかけると、とびっきり上等な笑顔が返ってきます。
    (東ティモール 聖母訪問会 石川直子)
  • 収監されている日本人支援のための援助を認めてくださりありがとうございます。彼は元気で、援助してくださる日本の方々にとても感謝しておられます。
    (マカオ 聖パウロ女子修道会 金崎ハル)
  • お祈りと『きずな』、美しいカレンダー、そして22冊ものカトリック雑誌をありがとうご ざいました。早速日系人会のクリスマスミサとパーティーに持参したところ、皆にとても 喜ばれ、全家庭に配布されました。
    (カナダ[トロント] 師イエズス修道女会 原田昌子)
  • 今年も皆様の温かいご支援により、カンボジアの方々と共に貴重な経験をさせていただきました。また、この度、子供たちのための通学船の申請を許可していただきありがとうご ざいました。
    (カンボジア 信徒宣教者会 カンボジア事務所一同)
  • 2005年は私たちの会の渡独25周年の記念行事や「世界青年大会」があり、記念すべき年でした。いつも『きずな』を読んで力づけられ、海外の宣教者の方々と心をひとつにして活動しております。
    (ヨーロッパ 宮崎カリタス修道女会 ヨーロッパ支部一同)
  • 皆様のお祈りに支えられて、ケニアに来てから25年経ちました。この1月からウガンダのカラモジャに移ることになりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
    (ケニア 聖心会 寺田和子)
  • おかげさまでブラジリアでのポルトガル語研修(宣教者対象)は、11月11日に無事終了。3か月という長さにしては貴重な出会いと内容のある研修で、一生付き合っていけるような仲間に恵まれたのは何よりの財産となりました。
    (ブラジル[コルネリオ] 横浜教区 石川裕之)
  • 『きずな』に寄せられる海外の宣教者のコミュニケーションは、派遣者が受ける支援はもとより、宣教精神を鼓舞する“与える支援”のすごい力が潜んでいて、どんなに大きな支援を受けているかわかりません。
    (イタリア[アルバノ] 聖パウロ女子修道会 竹内街子)






『ECHO』

  • 『きずな』93号の巻頭言で押川司教様が“この会への支援を通して宣教者の働きに参加している”と書いてくださったので、宣教の使命をどう果すのが主のみ旨なのかと、年齢や体力を考えてしばしば自問自答する私にとって、とても心が軽くなるお言葉でした。
    (熊本県 田中静枝)
  • おやつや好きなおかずをがまんした子供たちの献金です。世界の貧しい子供たちのために使っていただきたく送ります。
    (東京都 ミッションサンタクララ幼児部)
  • 会員の手作りのケーキやクリスマス飾りなどを販売して集めた献金です。海外で日夜ご尽力されている宣教者のためにお役に立ててください。
    (東京都 多摩教会 コルベ会)
  • 『きずな』を読みながら、神父様やシスターの文章に力をいただいたような気持ちになります。感謝と共に送ります。
    (千葉県 平松裕子)
  • 今回もほんのわずかですが献金を送ります。私自身も貧しいのですが、もっと貧しい人やもっと苦しんでいる人のことを忘れないため これからも続けたいと思っています。
    (大阪府 緒方貴子)
  • 海外宣教者の上に、また事務局の皆様の上に豊かな恵みを療い、感謝と祈りを込めて送ります。
    (広島県 礼拝会広島修道院)






    『新派遺者のご紹介』


    お元気でご活躍ください。

    チャド再派遣 ショファイユの幼きイエズス修道会 松山 浩子
    チャド再派遣 ショファイユの幼きイエズス修道会 松山 浩子

    東ティモール カトリック信徒宣教者会 佐藤 邦子
    東ティモール カトリック信徒宣教者会 佐藤 邦子

    カンボジア カトリック信徒宣教者会 高橋真也
    カンボジア カトリック信徒宣教者会 高橋真也






    『新入会員』

    個人会員 6名
    団体・法人会員 8件
    賛助会員 1名






    『編集後記』


     例年のように国内外からたくさんのクリスマスメッセージと新年のご挨拶をいただき、ありがとうございました。事務局の壁に貼りながら、南半球、北半球のそれぞれの季節でのクリスマスを、宣教者の方々のお顔を思い浮かべて想像しておりました。残念ながら紙面の関係で、心を込めて書いてくださったお便りやメッセージを、すべてお載せできず申し訳ございません。
     3月1日は「灰の水曜日」ですね。日本は今、梅が寒気に耐えて凛として花をつけ、その姿を見ると身が引き締まるのを覚えます。心静かに内省し祈りつつ四旬節を過ごしたいと思います。