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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • 年頭にはカレンダー、そして『きずな』や海外宣教者名簿をありがとうございました。アマゾンに来て2年目になりますが、1年中同じ季節の土地にいて季節を感じ、日本語が読めること、こんな奥地でも世界の宣教者の皆様とつながっているの実感できるのは、支援する会のおかげと、心から感謝しています。私事ですが、 6月20日にブラジルの永住ビザが下りましたこと、ご報告いたします。
    (ブラジル[アマゾン]・マリアの宣教者フランシスコ修道会 浅沼みどり)
  • フィリピンに参りまして28年が経ちました。この度は『きずな』と宣教者名簿をありがとうございました。私共よりもっともっと大変な場所でより献身的にすばらしい活動をしていらっしゃる方々に思いをはせ、励ましと感謝の心でいっぱいです。巻頭言の佐藤司教様のかざり気のない、純心で素直なお言葉を読み、このような司教様が後ろで支えて下さっていると思うだけで、心強く大きな励みとなります。こちらでは4月から毎月のように車で5分ほど離れたマーケットで、爆破事件が続き,死傷者が出ていますのでちょっと気になります。修道院は安全ですので、ご心配なく。
    (フィリピン[南コタバト]・御受難修道女会 松田翠)
  • フィリピンの兄弟たちの歩調に合わせて19年間生活し、昨年カナダに移りました。そしてこの10月、日本へ帰国することになりました。長い間『きずな』を通して神の愛と皆様のお祈り、ご支援の数々にどれだけ勇気づ けられたことでしょう。心から感謝申し上げます。
    (カナダ[モントリオール]・無原罪聖母宣教女会 相良敦子)
  • 7月に引越しました。たった3ブロックしか離れていませんが、聖堂も食堂も庭も大きくゆったりして、静かに落ち着いて祈れる雰囲気に感謝しています。1カ月経ってやっと荷物も片付き、8日間の黙想に入ります。
    (アメリカ[カルデナ]・御聖体の宣教クララ修道会 白幡和子)
  • 早速、ご支援いただきありがとうございます。私が想像していた以上に動物飼育のプロジェクトは好評で、さらに広い地域からも要請が来て、待ってもらっている状態です。さらに発展させ、人々の生活向上、地域発展に役立ちたいと願い、今後ともご支援をよろしくお願いいたします。 <注:トイレ建設の途中経過の報告もいただきました>
    (東ティモール[スアイ]・イエズス会 山田経三)
  • 宣教者名簿と『きずな』をありがとうございました。佐藤司教様らしい巻頭言を読みながら、大分前の出来事を思い出しました。ブラジルで日系修道者のための黙想を指導していただいたときのことです。ちょうど日本とブラジルのサッカーの試合で、真夜中近く司教様と共に静かに?)観戦。最後の1分で奇跡的に逆転勝ち!黙想中断、そしてコーラで乾杯したことは、なつかしい思い出です。
    (ブラジル[サンパウロ]・マリアの宣教者フランシスコ修道会 佐藤和)
  • 先日ローマから2人の女性ガイド(キリスト者)が来て、嘆いていました。 「ローマに来てキリスト教の史跡や教会巡りをしているのに、キリスト教は伝わらないで、仏教が伝わっていく」と。日本語に訳されたガイドブックと、キリスト者でないガイドの説明が仏教用語だったり、仏教的メンタリティーで説明されることが多いからだと思います。私もここアシジで日本からの観光客に"神のメッセージ"を述べ伝えようとしていますが、彼女達と同じように思い、また、空しさを感じることがあります。
    (イタリア[アシジ]・コンベンツアル聖フランシスコ修道会 瀧憲志)
  • 佐藤司教様の文章は、まさにフランシスコ会らしい、と思って読ませていただきました。ケニアまでいらしたのならマダガスカルにもひと足伸ばして来ていただきたかったですね。この10年以上当地へは、日本人の神父様はどなたもいらしたことがありませんので……。こちらの政情は安定してきています。大統領が貧困から抜けること、国を発展させ,それが続くようにと目標をかかげ、各県の自立を唱えています。最近、あちこちのごみの山が片づけられて町がきれいになり、今まで動かなかった鉄道も動かすようです。国民が協力して働くと、これからずいぶん発展していくことと思います。
    (マダガスカル・マリアの宣教者フランシスコ修道会 平間理子)
  • ご復活祭には、ここカバライ教会で120余名が洗礼のお恵みを受け、喜びに満たされました。4年かけて準備し、受洗後も40日間は白衣を着けてミサに参列します。早朝、白衣の人々が教会に向かう姿に、復活されたキリストの存在を感じます。これからは小教区で堅信式が計画されています。ご報告ですが、故シスター永瀬の一周忌にあたり、4月5日には私たちの小聖堂で、また9日にはカバライ教会で追悼ミサが行われ、大勢の人々の参列がありました。
    (チャド[ンジャメナ]・ショファイユの幼きイエズス修道会 有薗順子)
  • 皆様、お変わりございませんか。 『きずな』や宣教者名簿をお送りいただき、また、宣教活動に必要なご支援をいただきましたこと、心より感謝し、御礼申し上げます。私はインドネシアを後にして、5月末に日本に戻りました。健康に恵まれ、日々元気に励むことができたのは、ひとえに支援する会の皆様のご支援のおかげと思っております.本当にありがとうございました。
    (インドネシア[帰国]・聖母カテキスタ会 千葉産子)





『ECHO』

  • 会報を読みながら、信じられないほどの厳しいところでお働きになってる方々に、ただもう頭をさげるのみでございます。
    (東京・新谷ときわ)
  • 『きずなJ83号を読み、パキスタンのシスター岡野のお便りに胸を打たれました。主の憐れみがいつも弱い立場の人々の上にありますように。
    (千葉県我孫子市・富平俊枝)
  • 老人ホームフランシスコビラの老人より皆様のご活躍を祈願して2003年度分を送ります。
    (東京・森井朝子)
  • シスター方の記事を感動しながら読ませていただいております。祈りと共にわずかではございますが、送ります。
    (長野県下伊那郡・カルメル会修道院)
  • 誠に少額ですみません.皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
    (和歌山県日高郡・上本澄子)
  • 大変な状態にある世界のあちこちで、勇気を出してイエス様の愛を実践していくのはさぞご苦労の多いこととお察ししております。どうぞお体を大切になさってください。
    (東京・松本和子)
  • 心ばかりの支援金ですが、お役立てください.皆様のご健康とご活躍をお祈りいたします。
    (兵庫県・姫路カトリック教会マリア会)
  • 今回少なくてごめんなさい.自分にできる範囲で、というつもりで無理なく続けたいと思います。
    (東京・渡瀬真理子)
  • 困難な状況の中で海外で活躍なさっている皆様の上に、平和と神様のお恵みをお祈りいたしております。
    (札幌市・カトリック北26条教会)
  • 共同体の祈りと労働のみのりの一部で協力させていただきます。全世界の人々の上に真の平和がありますように。
    (函館市・天使の聖母トラピスチヌ修道院)
  • 神の計らいでその場その場で与えられる大きなお恵みを感謝いたします。皆様の宣教に聖霊の照らしと導きによって、多くの人々に恵みがそそがれますようにお祈り申し上げます。
    (長崎県北高来郡・聖母の騎士修道女会イエスの聖心修道院)
  • 今回初めて会報を読ませていただき、まず入会したいと思いました。ともかく1カ月分をお送りしますので、よろしくお願いいたします。
    (千葉県松戸市・平松裕子)
  • 遠い国で生活している宣教者の皆様に、深い感謝と尊敬を持って祈っております。
    (沖縄県具志川市・翁長美以子)
  • 皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げ、神様のお恵みが豊かにありますようにと願っております。
    (神奈川県藤沢市・飯塚延子)
  • 少額ですが、お祈りと共に送らせていただきます。
    (埼玉県加須市・徳田利恵)
  • 宣教者名簿ありがとうございました。世界各国で働いていらっしゃる宣教者の皆様の情報が一覧できて大変貴重な資料です。知らない国で黙々と働いていらっしゃる皆様のことを思うとき、言葉にならない感動を覚えます。
    (東京・鈴木 浩)






    『新派遣宣教者ご紹介』

     お元気でご活躍ください。
  • ウガンダへ 横浜教区司祭 本柳 孝司
  • ロシア(ハバロフスク)へ 聖母訪問会 松坂 裕子
  • 東ティモールへ 聖心侍女修道会 中村 葉子
  • 東ティモールへ 聖母訪問会(写真右から)山下正子 石川直子 中ロ尚子 梅本玲子





    『武内重雄神父をしのんで』

     6月6日にブラジルで亡くなったイグナシオ武内神父(94歳)の追悼ミサが、7月21日メリノール会聖堂でささげられました。田村忠義神父(札幌教区)と吉浦要神父(イエズス会)の共同司式で行われ、日系ブラジル人の宣教、司牧に尽くされた]武内神父をしのびました。






    『会員数』

    (2003年3月31日現在)
     2002年度末に会員の整理、確認をしました。
    個人会員390
    法人・団体会員1806
    賛助会員77






    『編集後記』

     今年の夏はいったいどこへ行ってしまったのかと心配になってきましたら、東京には8月20日を過ぎてからようやく真夏日がやってきました。幼児や学童期の子供をもつ家庭では「暑くなってよかったね」とうれしそうでした。そして、いそいそとプールへ。一方、ヨーロッパでは酷暑の夏だったとか。日本にはなかなか情報が入らないのですが、それぞれの宣教地でも例年と違う天候や、さまざまな現象が起きているかもしれませんね。人々の生活に影響が出ませんように、環境がこれ以上破壊されませんようにと願うばかりです。これから涼しい季節に向かう国もあれば、温かくなる地方もあります。皆様どうぞ、お体を大切にお過しください。(す)