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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • ここタピライの町では、クリスマスには街の中央広場で盛大な前夜祭のミサが行われ、感謝の祈りが捧げられました。改めて、世界を一つに結ぶこの宗教の美しさを感じさせられました。
    (ブラジル・タピライのカテキスタ会 箕浦 マサ)
  • 「きずな」創立20周年のお祝いを申し上げます。チャドのショファイユの幼きイエズス修道会会員は、創立当時から皆様からのご援助とお祈りに支えられて参りました。特に故シスター永瀬を失った私達に心からの慰めと励ましの言葉を頂きましたこと心より御礼申し上げます。新しい年もチャドの人々と共に、神様の望みを捜しながら歩んで行きたいと思います。
    (チャド・ショファイユの幼きイエズス修道会 ギダリ共同体・平 静代 三宅 陽子)
  • 新しい年もお元気で、益々豊かな神様の祝福のうちにご活躍を。
    (ブラジル・カテキスタ 菊池 麗子)
  • 札幌教区からフィリピンのミンダナオ島中央にあるギタバワン教区に派遣されている祐川郁(ふみ)生神父です。私は1996年からフィリピンにおりますが、1998年からミンダナオの東ダバオ州におりました。2002年6月からギタバワン教区に移り、Easter Villageという孤児達を中心とする活動行っています。
    (フィリピン・札幌教区 祐川郁生神父)
  • カナダで21回目のホワイトクリスマスを迎えました。今のところ寒さもあまり厳しくありませんので、少しは、過ごしやすい年になるのではないかと希望します。
    (カナダ・師イエズス修道女会 原田 昌子)
  • 私は3カ月問のAileuでの司牧を終え12月よりSuai(Diliより7時間余りかかる)Jesuit Social Mission)で働いています。お蔭様で全て順調で、ずっと此処で働き生活します。
    (東チモール・イエズス会・山田 経三)
  • 私はインドネシアで宣教してから25年目を迎えようとしています。「きずな」を通して助けられ、祈りとご援助によって守られ、感謝のうちに働かせて頂いています。
    (インドネシア・聖母カテキスタ会 浜谷 真佐美)
  • 「きずな」を通して宣教の生々とした活気に触れ、教会の宣教活動に与からせて頂いております。聖フランシスコ・ザベリオの流れを汲むのが今日の日本人宣教者ですから、“私も”と立ち上がる思いです。「きずな」の見える力、見えない生命力に、神の豊かな祝福と祈りを求めて。
    (イタリア・聖パウロ女子修道会 竹内 街子)
  • 急激な社会の世俗化、司祭の老齢化、召命の減少等の影響で、ヨーロッパ(特にベルギー)の教会は“バビロン捕囚時代”に譬えられます。それでも、数においては劣るとも、質においてより深く信仰を生きる「残りの者」達の祈りと生活によって、この地上にみ国を来たらすことを確信しながら、私達も無言の宣教で励んでいきたいと願っております。
    (ベルギー・カルメル修道会 米沢 不二子・出口 節子・真野 充子(ブルージュ))
  • 2002年こそ全ての人が平和の道を歩むように−との思いも空しく、数知れぬ多くの人が苦しみ、貧し、難民への道を余儀なくされました。何時になったら御父、御子のみ心を知ることが出来るのか。でも、それは他者に望むのではなく、先ず、私自身の内面からの回心が呼びかけられているのでしょう。これからも頑張ります。
    (フランス・ショファイユの幼きイエズス修道会・船曳 沃子)
  • いつもお祈りと“きずな”をお送り頂いて有り難うございます。世界で奉仕しておられる他の宣教師の方々の記事を読み、いつも励まされています。私もドイツに来て16年。新しい年が地球に住む全ての人々にとって真に平和な年となりますよう祈りつつ。
    (ドイツ・聖パウロ女子修道会 比護 キクエ)
  • 各地の大変な状況の中で働いていらっしゃる神父様、シスター方のご様子に接し、香港は恵まれた状況での仕事に申しわけない心で一杯になります。香港は香港での問題もありますが、少人数ながら生活面でも信仰面でも良く支えあって一つの家族の姿を生きていることは宣教者として嬉しいことです。皆様の霊的支えを感謝致します。
    (香港・天使の聖母宣教修道女会 蓬田 トシ子)
  • いつもニュースレターを有り難うございます。戦火の激しい地域での宣教者の方々のニュースに心を揺さぶられ、いつもお祈りをさせて頂いております。私は3年弱のフィリピンでの使命を終えて3月には日本に戻る予定です。今後は再び、日本での使命を果たして行くことになります。短い間でしたが、皆様のお祈りを心から感謝致しております。
    (フィリピン・無原罪聖母宣教女会 守山 陽子)
  • 各地で多発している爆弾テロ、絶えることのない紛争。この人の世に幼子イエスは、今年はどんなメッセージを携えて訪れて下さるのでしょうか。全ての人の心が、平和と喜びで満たされますように!。皆様の尊いご活動が、全世界へ聖言葉を伝える大切な支えでありますように。多くの方々のお働きに力づけられ感謝しております。
    (フィリピン・善きサマリア人修道会)
  • 「きずな」を通して沢山の方々が、いろいろな困難にめげず奉仕しておられることを見聞し感動します。韓国も長い冬の季節に入り、池はすっかり凍りました。今暫くすると、湖の波、滝の流れがそのままの姿で凍ります。私は、今、68歳ですが元気で祈りながら、氷の道を車で行ったり来たりしています。私の居る所は江原道の田舎ですのでバスが稀にしか通りません。一月、二月になるとマイナス15度、マイナス20度になります。
    (韓国・聖ドミニコ宣教修道女会 除 元子)
  • 2002月7月にDVD「十戒」を制作、北京語(中国公用語)広東語(香港、マカオ、広東省用)英語、そしてタガログ語(フィリピン語)同時訳が完成し、教会、学校、家庭等に普及させてます。これはアニメーションタイプで教理指導にも使えるので、発表会で好評でした。「聖誕聖書快楽、新年進歩幸福!」
    (マカオ・聖パウロ女子修道会・山田 絢子)
  • いつも励ましと暖かいご支援を頂き感謝しております。「きずな」もお送り下さって有り難うございます。皆様のご活躍のためにもお祈りの中に一致しております。
    (タイ・ヌヴェール愛徳修道会 森 清子・水本 文子・村上 モニカ 他)
  • 毎回お送り頂く「きずな」本当に有り難うございます。長いこと外国に居ますと、日本人との出会いも少なく、「きずな」は私の唯一の楽しみです。
    (ペルー・聖パウロ女子修道会 松崎 ノブ子)
  • 新しい年、皆様一人一人の祈りに支えられ、励まされながら、神の福音を告げ、生きていきたいと新しい力、勇気を感じます。いつも私達小さな宣教師達を心に留めて頂き、感謝し嬉しく思います。皆様方の尊い存在によって、世界の中で苦しんでいる小さな人々は、真の喜びを発見するでしょう。
    (ペルー・宮崎カリタス修道女会 恵 英代)
  • 全ての人の心が、平和と喜びで満たされますように!皆様のご意向のため、9日間のミサを捧げて、変わらぬご支援への感謝とさせて頂きます。皆様の尊いご活動が、全世界へみ言糞を伝える大切な支えでありますように。
    (フィリピン・善きサマリア人修道会・鈴川 良、後藤 圭子 他)
  • 私もブラジル生活26年が過ぎました。特に23年間は日系宣教師が一人も居ない所で、たった1人で過ごして来ました。現在、ブラジルでは麻薬使用による青少年の犯罪が非常に増えています。片田舎のイポチにまで入り込んで釆て、年の暮れに日本人の老夫婦が、メッタ打ちにされるという事件がありました。このようなブラジルのためにもお祈り下さい。
    (ブラジル・聖母カテキスタ会 高田 照子)
  • ケニアに来て13回目のクリスマスをナイロビの街の、現在いるスラムの近くで迎えました。いつになく雨期が長引き、クリスマスも雨でした。日に日に情勢が悪化し、5年に1度の総選挙にからんで、2人が殺された等のニュースが放送されていました。
    (ケニア・マリアの宣教者フランシスコ修道会 南雲 春江)
  • カンボジア・スタンミエンチャイでの活動5年、2002年は地域の子供達が楽しく衛生教育に参加しました。新しい試みとしては、地域の人々の協力を得て、家庭図書活動を開始しました。また、トレンサップ湖・水上村のコンポンルアンではカトリック教会のメンバーと協力しつつ、病人の居る家庭を支援するホームケア活動を始めています。
    (カンボジア・カトリック信徒宣教者会 棚町 久美子・鎌田 横子)
  • 私は北海道生まれで1968年8月12日、船でブラジル・サントス港に着きました。会の創立者はドイツ人で北海道・札幌で9年間過ごし、その後ブラジルに渡り、ブラジルで日本人の布教に一身を捧げました。私たちはその精神に従いより良く歩むことが出来るよう努力しております。
    (ブラジル・アシジの聖フランシスコ宣教修道女会 阿部島 伸子)
  • ボリビアに再度参りまして、教育レベルの向上に気がつきました。それと、日本人移住地の高齢化を感じました。経済では貧富の差が目立つこと、社会的犯罪が多発していることに心が痛みます。
    (ボリビア・サレジアン・シスターズ 山口 多香子)
  • フマニタス創立25周年から漸く解放されて、2003年はもう少し落ち着いて仕事をしたいものです。いつも変わらぬご協力を感謝致しております。
    (ブラジル・横浜教区 佐々木治夫神父)
  • 新しい年もお元気で、益々豊かな神様の祝福のうちにご活躍を。
    (ブラジル・カテキスタ 菊池 麗子)
  • 2月15日に日本に帰国。在職中は本当に、いろいろ有り難うございました。宣教者と呼ばれるには恥ずかしい程、こ ̄の2年間韓国の人々から暖かいお心遣いを頂き、感謝することばかりです。受けるばかりの毎日でしたが、この体験は、私にとって多くを学ぶきっかけとなりました。
    (韓国・聖心会・藤井 多喜子)
  • 私は今度、会の要請により、日本に戻ることになりました。6年という短い期間ではありましたが、フィリピンの人々の暖かい心に支えられて、アッという問の6年でした。去り難い心と共に、感謝の心で一杯です。
    (フィリピン・アシジの聖フランシスコ宣教修道女会 片山 みよ子)
  • 2000年末よりパラオに派遣されている、山本悠子です。いつも「きずな」を有り難うございます。多くの方々の活動の様子に励まされ、毎号隅々まで読んでいます。毎回、何人かの近しくご指導頂いた方々のお便りが含まれており、とても身近に感じております。今回もマタタ神父様、山田経三神父様、シスター根岸、シスター弘田、それにカトリック信徒宣教者会の棚町さんが、また、紙面で初めてながら故郷の愛媛の方が投稿されており、とても懐かしく感じました。
    (パラオ・カトリック信徒宣教者会 山本 悠子)
  • 2003年が皆様にとって恵み多い年でありますようお祈りしています。私も非常に元気で、新しいミッションを忠実に果たしています。
    (ブルキナファソ・マリアの御心会 野間 順子)






『メッセージを頂いた方々』

 クリスマス、新年にあたり、多くの会員の方々からご挨拶、メッセージを頂きました。
 紙面の都合で全てをご紹介出来ませんので、お名前を掲載させて頂き、御礼に代えさせて頂きます。         (敬称略)◇松本和子(東京・稲城市)◇佐藤幸子(東京・小金井市)◇神保朝(千葉市)◇双百合幼稚園(東京・杉並区)◇お告げのマリア木鉢修道院(長崎市)◇青江ツヤ子(宮崎・小林市)◇穴山三枝(静岡・東伊豆町)◇羽村美智(東京・世田谷)◇飯塚延子(神奈川・藤沢市)◇岡田千恵子(宮城・仙台市)◇秋保和子(千葉・市川市)◇梶川貞二・たみ子(横浜市)◇川端瑞代(兵庫・姫路市)◇奥村フサエ(熊本市)◇仙台白百合女子大学・短期大学(仙台市)◇お告げのフランシスコ姉妹会(東京・町田市)◇長門佳子(兵庫・尼崎市)◇城星学園小学校(大阪市)◇仙石幹人(東京・練馬区)◇カルメル修道院(大分・大分郡)◇安藤豊(川崎市)◇川端千鶴子(ブラジル・宮崎カリタス修道女会)◇堀内操(フランス・ショファイユの幼きイエズス修道会)◇宮崎カリタス修道女会(ローマ)◇マリアの宣教者フランシスコ修道会(パキスタン)◇白沢康子(フランス・宮崎カリタス修道女会)◇飯田徹(ソロモン諸島・サレジオ会)◇小川和子(韓国・御聖体の宣教クララ修道会)◇高原真知子・石原テルエ(ブラジル・アシジの聖フランシスコ宣教女会)◇野田芳子(ブラジル・タピライのカテキスタ会)◇杉岡三千雄(埼玉・上福岡市)◇吉浦繁子(長崎・田平町)◇本多葉子(イタリア・御聖体の宣教クララ修道会)◇小川美智子(東京・小平市)◇神谷美智子(名古屋市)◇近藤恵津子(愛媛・丹原町)◇西沢安(東京・東村山市)◇加登本拡(北九州市)◇藤田ふみ子(神戸市)◇天使の聖母トラピチヌ修道院(函館市)◇入江多嘉子(フランス・ショファイユの幼きイエズス修道会)◇福山暁の星幼稚園(広島・福山市)◇聖母訪問七里ケ浜修道院(神奈川・鎌倉市)◇愛徳学園小学校(神戸市)◇お告げのマリア修道会神ノ島修道院(長崎市)◇援助修道会三篠修道院(広島市)◇八代白百合学園高等学校(熊本・八代市)◇援助マリア修道会(東京・駒込)◇カトリック大館教会(秋田・大館市)◇宮崎カリタス修道女会外海修道院(長崎・外海町)◇カトリック北26条教会・今野ユリ子(札幌市)◇シャルトル聖パウロ修道女会紫山修道院(仙台市)◇森口登代子(京都)◇タカヤマ ヤエ(東京・世田谷)◇内田ユリ子(鹿児島・名瀬市・ショファイユの幼きイエズス修道会西仲勝修道院)◇青鞜社(東京・港区)◇須藤昭子(カナダ・クリスト・ロア宣教修道女会)◇林朋子(インド・援助修道会)◇深沢幸子(フランス・アシジの聖フランシスコ宣教修道女会)◇宮崎カリタス修道女会デュッセルドルフ修道院一同(ドイツ)◇佐藤満子(フィリピン・援助マリア修道会)◇松村靖子(フィリピン・ショファイユの幼きイエズス修道会)◇有薗順子(チャド・ショファイユの幼きイエズス修道会)◇前川サワエ・深沢幸代(ブラジル・アシジの聖フランシスコ宣教女会)◇松永泰子・和田静枝・松本圭子・木村純子(ブラジル・べタニア修道女会)
  • 2001年暮から(浦和)教区事務所に住んでいた1人のアフガニスタン難民の方が、川口にアパートを借りて自立しました。牛久(東日本入国管理センター)に収容されていた難民もほぼ自立しましたが、まだ収容されている難民も屈ます。すべての人に、希望と喜び、今後とも宜しくお願い致します。
    (日本カトリック難民移住移動委員会 谷大二司教(浦和教区)・秘書・三輪佐和子)
  • 島本大司教様の急逝を成田空港で知り、機上でお祈り申し上げておりました。大司教様から皆様に引き継がれた宣教活動を、心より応援しております。
    (札幌市・聖ベネディクト女子修道院)
  • すべての人にゆるしと平和が与えられ、剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌に変え、共に生きる道を求めることが出来るように、皆様と心を合わせてお祈り致します。
    (聖母・カテキスタ会・小沢尚子・会員一同)
  • 入会以来30年振りに89歳になった老母の側で、静かな平和な日本日本のお正月を迎えました。四季の趣に彩られた、美しい日本の自然に深く感動しながら、休暇の恵みの一時を過ごしました。
    (礼拝会・川俣恭子)
  • 新しい年を迎え、皆々様の上に主の豊かな祝福がありますようお祈り申し上げます。
    (カトリック中央協議会 酒井俊雄)






    『新・派遣宣教者ご紹介』


    ショファイユの幼きイエズス修道会 黒岩 あつ子 〜カンボジアへ〜
    ショファイユの幼きイエズス修道会 黒岩 あつ子 〜カンボジアへ〜


    カトリック信徒宣教者会(JLMM) 浅野 美幸 〜カンボジアへ〜
    カトリック信徒宣教者会(JLMM) 浅野 美幸 〜カンボジアへ〜






    『新・会員名簿・数(敬称略)』

    新会員 個人 15 法人 17 
    会員数 個人会員計 463 法人会員計 1739 賛助 42
    総計  2244






    『事務局の部屋が移動します』

     −移転ではありません。念のため−
     現在、聖母病院駐車場の先にある「会」の事務局の建物が取り壊されることになったため事務局は同じ敷地内ですが、他の場所に移動(移転ではありません)します。
     新事務所は、修道院聖堂正面の大きな扉を入った、すぐ右手の部屋です。
     3月中頃には移動します。住所、電話番号等は従来のままですから、お間違いなく。
     ただ、移動にあたって、一両日間、電話、FAX、Eメールなどが繋がらず、ご迷惑をかけることがあるかも知れませんが、ご了承下さい。なお、当初のうちは、案内の掲示を出しておきます。






    『編集後記に代えて』

     2月1日、地球帰還の直前のスペース・シャトルが爆発、宇宙飛行士7人が死亡という世界を震撼させた事件が起こり、また各地で戦火の匂いも漂っています。
     その中で、飢餓、重囲、暴力に蝕まれながら人々と共生し、宣教しておられる方々に心からの敬意と感謝を捧げます。会員数も2200人(匿名も含む)を超え、さらに増える兆しが見られます。これもひとえに会員の皆様の積極的なご支援、ご協力によるものです。将来の「会」の活動を推進するためにも、より若い力の導入が望まれます。そしてその活動が宣教者達の力になれるよう、より一層の、ご支援をお願いします。
     「きずな」82号をお届けします。(山鳥)