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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • 島本大司教様の突然の悲報に接しまして、心より哀悼の意を表しお祈り申し上げております。 先に梶川神父様、今、新たに顧問司教になられたばかりの島本大司教様、感謝とともに、ご冥福をお祈り致します。 「きずな80」号に載せられたお言葉を守り、沖に漕ぎ出し、宣教の意を心に留め、主の御旨を全うしたいと心を新たにしております。
    (ボリビア・礼拝会・斉藤クニ子)
  • 創立20周年を迎えられた「会」、「きずな」を通して私達を支えて下さる皆様に感謝致します。アルジェリアの首都から南下、サハラ砂漠の近くの村が、私達シスター4人と神父様の、小さな共同体です。 同じお皿を囲んで食べる習慣のある人々の中で、彼らの喜びは私達の喜び、彼らの苦しみは私達の苦しみ、日々の生活を通して福音を生きております。世界の各地で国境、宗派を超えて存在し続けている教会と日本の教会の「絆」が大きく広がって行きますように願っています。
    (アルジェリア・マリアの宣教者フランシスコ修道会 佐野 蒲子)
  • 「きずな」80号Aileuで受け取りました。有り難うごさいます。 9月12日、TaileuからAileu教会に移り、司牧活動に従事しています。こちらには1カ月の予定で来ましたが、主任司祭Jovito師から「是非に」とのことで今年中居る予定です。 Diliから車で1時間半もかかるAileuは山の中、19の巡回教会を定期的に訪れ、ミサ、告白、洗礼、結婚式、説教等をテトン語でしています。 1カ月足らずで、既に告白700人、洗礼90人、結婚式11組その他病人の訪問、埋葬等々、充実した司牧です。先日は小中高校生1500人が教会に集まりましたが、主任司祭が不在なので急遽ミサ、説教、祈祷使徒会員200人に話をしました。水、電気、通信など一切無い極貧での生活‐貧しい信徒との連帯‐霊的には最高の実り豊かで恵みの所です。 お陰さまで体重も8kg減り健康です。
    (ティモール・イエズス会 山田 経三)
  • 島本大司教様の急逝を心から悼み、主の御許へと旅立たれた大司教様が、今は、御国で安らかに憩われますよう心からお祈り申し上げます。 お送り頂きました「きずな」の海外宣教者を支援する会創立20周年記念号での大司教様の、最後の、心にしみる力強い支援のお言葉を大切に胸に刻み、これからも与えられた宣教の使命に徹して生きたいと思います。 島本大司教様、どうぞ安らかに!そして、私達のためにお祈り下さい!。
    (イギリス・カノッサ修道女会・鬼頭敬子)
  • 今年からカナダの総本部で働くことになり、9月25日からカナダに来ています。アフリカ・コンゴ民主共和国での15年間、お祈りとご支援、励ましを深く感謝申し上げます。とにかく、新しい環境に一日も早く慣れることが今の私の生活で生活環境に多くの戸惑いを感じています。(今までと違い)夜間何の心配も無く、安心して眠られることは、精神的にも休まり、この与えられた恵みの一時を有効に利用して、次の歩みに備えたいと考えています。
    (カナダ・クリスト・ロア宣教修道女会・前川 春美)
  • 「きずな」80号有り難うございました。 遠い、危険とチャレンジの多い国に派遣され、信仰と勇気と人々への献身に一生を捧げて下さっている宣教師の方々の生活と働きを読ませて頂き、大きな励みと喜びを感じています。 私もこちらに住んで27年4カ月が過ぎました。宣教師のため物心両面の御支援を心から、感謝致しております。
    (フィリピン・御受難修道女会・松田 翠)
  • いつも「きずな」をお送り頂き感謝しております。11月末までに日本に戻ります。 皆様のお仕事の上に神様の豊かな祝福がありますように。
    (ローマ・ベリス・メルセス宣教修道女会・弘田 しずえ)
  • 皆様方の善意溢れるご支援、ご協力のもとにフマニタス慈善協会は四半世紀の区切りの時を迎えることが出来ました。神の愛と皆様方のご援助、ご激励の数々にどれはど力づけられたことか計り知ることも出来ません。 1977年に創設され、幾多の困難を乗り越えて、当協会が新たなる世紀に、25周年を迎えるに当たり、皆様方に心から御礼申し上げたいと存じます。
    (ブラジル・フマニタス慈善協会)
  • 「きずな」創立20周年記念号有り難うございました。一口に20年と言っても、年輪の重みを感じますね。この20年間に「会」を通してどれだけ多くの心と心の絆が結ばれたことでしょう。皆様の地道なお働きに改めて感謝申し上げます。島本大司教様の急逝のニュースは、驚きと同時に、神様の愛の枠なおはからいを感じさせられました。 教皇様を通して、大司教として長崎にお呼びになった神様は、聖地巡礼を終えられた大司教様を、今度は直接にご自分の許に呼ばれたようです。「お疲れ様。私の許でゆっくり休みなさい。」とでも言われているのでしょうか。侵しい笑顔を思い浮かべながら、み魂の安らぎのため、お祈り申し上げます。
    (フィリピン・無原罪聖母宣教女会・守山陽子)






『ECHO』

  • いつも感謝しております。
    (京都・京都コリアンセンター・Sr 朴)
  • 海外の宣教地でご活躍の皆様のためにお祈り申し上げます。
    (長崎市・長崎純心聖母会ナザレト修道院)
  • 感動のうちに「きずな」を読ませて頂きながら、祈りの中にシスター方と深く一致しております。
    (長野・泰阜村・カルメル会修道院)
  • 島本大司教様が亡くなられましたことを新聞や「きずな」で知りました。大司教様のためにお祈り致します。堅信をして下さって有り難うございます、との気持ちです。
    (東京・西新宿・渡瀬 真理子)
  • 海外宣教者のお働きの上に主の祝福を祈ります。
    (東京・調布・扶助者聖母会聖マリア修道院)
  • 飢えている人々に食料をと思ってお送りします。困難をも感謝。
    (西東京市・田無町・井上 景子)
  • 少しでもお役に立てば幸いです。祈りを込めて。
    (長崎市・カトリック長崎大司教館・高見 三明司教)
  • 島本大司教様を偲んで会に寄付させていたギきます。
    (東京・千代田区・紀尾井町・SJハウス)
  • 「きずな」有り難うございます。島本大司教様の帰天を聞き祈らせて頂きました。私のような心の病んだ者でも出来ることがあればさせて頂きます。
    (横浜市・小雀町・吉田 弥生)
  • 困難な海外宣教を勇気と愛をもって実践なさっていらっしゃいますのに敬服しております。 ご活躍の程、お祈りしております。
    (東京・稲城市・松本 和子)
  • ご活躍の皆々様の上に主の御意みが豊かにございますように、お祈り申し上げます。
    (千葉市・さつきが丘・神保 朝)
  • 皆様お一人一人の働きの実りがたわわであることを、心から祈っています。
    (福岡市・深堀 邦枝)
  • いつもいつも大変なお仕事有り難うございます。
    (東京・調布市・カトリック調布教会・ゆりの会)
  • 島本大司教様のご霊魂の安息を祈りながら。
    (神奈川・大和市・汚れなきマリア修道会・大和修道院)
  • 島本大司教様のご帰天の報に本当に驚きました。神様の許で安らかに憩われますように。 そして、これからは天国から私達の祈りを取り次ぎ、お恵みを求めて下さいますように。
    (札幌市・聖心会札幌修道院)
  • 創立20周年おめでとうございます。さぞやご苦労の連続だったとお察し申し上げます。30周年に向かって小さな応援を送ります。永瀬修道女様、長らく宣教を有り難うございました。天国からの応援を御願い致します。
    (愛媛・丹原町・近藤恵津子)
  • 島本大司教様のご意向にあわせて献金致します。
    (新潟・新井市・カトリック新井教会)
  • 海外でお働きの皆様、ご苦労様でございます。いつも「きずな」を読ませて頂いて、皆様方の素晴らしいお仕事に感謝すると共に、小さなお祈りをお捧げさせて頂いております。
    (長崎市・ケア・ハウスかおり・西村佳恵)
  • チャドの報告会でのシスター天野と緑のサヘルの山口さんお二人のお話を伺い、今の日本とどう比較したらよいのかを考えさせられました。
    (東京・多摩市・新谷ときわ)






    『新・会員名簿・数』

     (敬称略) 新会員 個人 12 法人 15 
    会員数 個人 448 法人 1776 賛助 42
    総計 2266
    (2002年12月1日現在)






    『帰天』

    牧野 俊雄 氏(運営委員)
    牧野 俊雄 氏(運営委員)
    2002年9月27日帰天(72歳)み魂の安らかならんことを。
    (略歴)1929年11月18日 東京生まれ。慶應外語、YMCAホテル学校を経て、1958年帝国ホテルに入社。39年間に及ぶホテル業務では、VIP担当として外国との交流を深めた。退職後は、外国人への日本語教師の資格をとり、YMCA等で日本語を教えた。「会」の役員として、豊富な経験と語学力を生かし、海外宣教者への支援活動に熱心だった。






    『=編集後記に代えて=』

     クリスマスおめでとうございます。
     この一年、世界の各地で人々と共生しつつ宣教に当たられた海外宣教者の皆様、会員として積極的な支援活動を続けて下さった方々、匿名で「会」の活動を支えて頂いた方々に心から感謝すると共に、神様の恩寵と平安が豊かでありますようお祈り申し上げます。
     「会」にとっても忘れられないこの一年となりました。その最たるものが「会」創立20周年記念日でした。1982年9月1日、13人で、ゼロからスタートした「会」も今日会員数2250(法・個人)を超す大きな組織にまで発展しました。これも皆様の善意と強いご支援のお陰です。昨年「移住協議会」の解散に伴い「日本カトリック海外宣教者を支援する会」として独立した「会」も積極的な支援活動を展開することが出来ました。
     この活動の中で、8月31日に、顧問司教になって頂いたばかりの島本 要長崎大司教を、9月27日には、運営委員の牧野 俊雄さんを相次いで失ったことは、大きな痛手でした。
     しかし、それを乗り越え、島本大司教が我々に遺されたラストメッセージの「新しい宣教の大海原に船出を!」の意(こころ)を「心」として、皆様と共に、海外宣教者への支援活動に邁進したいと思いますので、一層のお力添えを、お願いしつつ、「きずな」81号をお届けします。
     良きクリスマスと希望の新しき年をお迎えになりますよう−