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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)  (敬称略)
  • はじめてお便りを致しますが、私は日本名、寺岡マリエと申しまして、ルンン日比友好協会の一旦でございます。この度は沢山なジョギングスーツをお送り下さいまして、誠にありがとうございました。12年前、シスターテレジア海野様がバギオに来られましてから、私たち日系人は、毎日希望をもって生活して行くことが出来るようになりました。…シスターのおかげで、この友好協会も、やっと立ち上るようになりましたが、まだまだ一人立ちするには、いろいろとむずかしい問題を乗り越えなければなりません。 …ジョギングスーツ…バギオは寒い所ですので、とても喜ばれ、日常生活に便利なものです。本当にありがとうございました。…
    (フィリピン・ルンン日比友好協会 寺岡マリエ)
  • F様。お便りによりますと、梶川神父様ご指導のグループのお手伝をなされているとか‥。信徒の積極的な教会への奉仕は、どこの教会でも一番必要としていることでございます。…司祭召命の少ないフランスでも、信徒の活動は教会にとって、大きな希望となっています。
    (フランス[パリ]・聖ドミニコ宣教修道女会 赤沼美智子)
  • 会報きずな″を通して、日本の教会、世界の教会、そして共同体としての責任を感じます。世界の片隅で、苦しみ、喜びを分ち合いながら生きておられる姿に感ずると同時に、私も勇気づけられております。
    (アルジェリア・マリアの宣教者フランシスコ修道会 佐野弥子)






『ECHO』

  • 賑やかなクリスマスンングの中で、迷う程に豊富に取り揃えられた]マスカードの棚から、よさそうなものを選んだ。そして、海外でご活躍の方々へ、彼の地の気候は〜、どんな方かしらなどと思いながらカードをお送りした。忘れかけていた頃、シスター本間からの封書が届いた。「まあ」と思いながら開いた途端、中からホワッと暖かいものが立ち昇ったかの如く、寒い冬の日、私は熱い思いをした。日本では滅多に手にせぬ、ザラ紙に素敵な絵と文の描かれたものホンモノの]マスカード!″。その時私は、日本の現在の「豊かさの中の欠落」を身に泌みて感じた。いや私自身の、であろう。まだまだホンモノにはなれそうもない。
    (会員新里頑子)


    キャンデーをもらって喜ぶ子供たち―シエラレオーネー(Sr.根岸)
    キャンデーをもらって喜ぶ子供たち―シエラレオーネー(Sr.根岸)

    マリンガ市・カペラでの野外ミサ貧しくても人々の表情は明るい―ブラジル・パラマ州―(田中亮神父)
    マリンガ市・カペラでの野外ミサ貧しくても人々の表情は明るい―ブラジル・パラマ州―(田中亮神父)

    サンバドラ養老院の日系人老人―ペルー(Sr斉藤)
    サンバドラ養老院の日系人老人―ペルー(Sr斉藤)

    資金作りの幼稚園バザーは大盛況(イグアス移住地)―パラグアイー(Sr.山田)
    資金作りの幼稚園バザーは大盛況(イグアス移住地)―パラグアイー(Sr.山田)






    『編集後記』

     「海外宣教者を支援する会」も、発足満2年…皆さまのご支援とご協力により会の組織も固まり、会員も増え、「会」は次なる飛躍への時を迎えております。
     「きずな」第8号をお届けいたします。今号から、各地からお寄せいただいた写真を使わせて頂きました。毎号とはいきませんが、今後、折にふれて掲載してゆく予定です。
     レポートだけでなく、写真による宣教地点措によって、その地以外に居られる方々が、その地への臨場感を持たれればと期待しております。各宣教地からのレポートを拝見しながら、それぞれの地で直面する、さまざまな事情を理解し、細心な配慮の下に「きずな」の編集に当っておりますが、帰国される方などのお話しを通じて、さらに詳しく、現地事情を知りたいと思っております。(山)