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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)  (敬称略)
  • いつもイサベラの姉妹のコミュニティのために暖かいご援助を、本当に有難うございます。…こちらへの手紙の中に、皆様方の大きなご協力のおかげで、授産所的に一同が集まる仕事が出来たこと、食品プロジェクトがスタートしたことなどが報じられております。
    (フィリピン・聖母訪問会 G・M)
  • 世界中のアレルヤの歌に心を合わせ、讃美と感謝を捧げております。…私どもにとって、祈って頂くことが一番大切でお願いしたいことです。……さまざまな問題の中で私共の「子供の家」も苦しくなる一方です。お祈り下さいませ。すべての人が豊かな生命を得るために、主キリストは生命を渡されました。私どもも主に做って進んでいきたく思います。
    (ブラジル[サンパウロ]・マリアの宣教者フランシスコ修道会 古屋寿子)
  • おたよりありがとうございました。海外に居る者にとって、はげましのお便りを頂くのは何よりも嬉しいことです。日本語を勉強している生徒たちも上達して来ました。
    (グアム・ベリス・メルセス宣教修道女会 清水靖子)
  • 私は日本移民の宣教を中心にしております。私の居る地域は沖縄の方が多く、その方達の信仰生活に何らかの形で参与出来ればと思っています。…神の道具として、御旨の時まで働くことが出来ますようお祈り下さいませ。
    (ブラジル・宮崎カリタス修道女会 小下)






『ECHO』

  • 「きずな」の編集とご送付を深く感謝し、また、心待ちにしております。広辞苑には「きずな」の意味の一つに、「断つにしのびない恩愛」と書かれています。私は神によって、このきずなで結ばれている多くの友のことを思いますが、祈ることで精一杯でございます。毎回の「きずな」から、多くの神父様、シスター方が、なみなみならぬご苦労で、貧しい国々で布教と愛の奉仕をしておられることを知り、深く感謝申し上げます。このきずなを一人でも多くお読み下さって、この仕事を喜んでしておられる神父様、シスター方と友への神のお恵みを祈りつつ、小さな力で助け合って参りたいと願っております。
    (岩見澄子)
  • 私は今年の四月、復活祭に受洗の恵みを頂きました。…先日、日本を離れ、海外のいろいろな所で働いていらっしゃる方が沢山いらっしゃることを聞いて、自分のことばかり考えていた自分が恥しくてなりません。きずなを読ませて頂き、遠い不便な土地でお働きの方々の生(なま)の声を聞いて、大へんだなあと思いましたが、皆さん、生き生きしていらっしゃるのにびっくりしました。“人でも多くの人たちに、その様子をお伝えしたいと思っています。
    (宇野幸子)
  • 毎号の「きずな」、地名を見ただけでは、何処か分らないような奥地に、それも、ただ御一人で、不自由な衣食住を住民と共に、笑顔で接しておられる各地の神父様、シスター方の行動を、感動をもって読ませて頂いております。昨年休暇で帰国されたペルーの、シスター斉藤万里子さんは、吉祥寺教会青年会で、共に過した時もあって、お目にかかりましたが、砂漠に囲まれた中で、その上、大きな病気もされたとのことなのに、その様子を淡々と微笑んで語られたお姿が今でも目に浮びます。
    (林量子)
  • フィリピンのお母様方の手作りの品をお送り下さいまして、有難うございました。小雨の降るお天気でしたが、おかげ様で無事バザーを終えることが出来ました。…少しでもお役に立てれは幸いです。これからもお祈りと出来ることで海外宣教者の方々を援助したいと思います。当教会からシエラレオネに宣教に行っておられるシスター根岸の為に特にお祈りしております。
    (高崎教会・Sr諏訪板ゆり)





    『『おたよりありがとう]』

     ○フィリピン・山下正子○ブラジル・佐々木治夫○ブラジル・井戸井栄○タヒチ・杉本美佐子子





    『バザー参加のお礼』

     「きずな」6号の紙上に「バザーに参加させて下さい」というタイトルで、教会などでのバザーにフィリピンのお母さん方の作った品物を売らせて下さいとお願いしたところ、さっそくお申し出を頂きました。高崎教会、戸塚教会と聖母の園老人ホームの合同バザー赤羽教会などでのバザーにコーナーを作らせて頂き、現地の人々の手作り製品を売り、その売上げを、現地の貧しい入々の生活費の援助のためお送りしました。ご協力ありがとうございました。
     今は主にフィリピンのお母さん達の作った手ふきタオル、クッションカバー、テーブルセンター、ブラウス、バッグ等が届けられています。各教会や団体のバザーの目的や趣旨を大切にし、協力しながら、ご一緒に売らせて頂けたらと願っています。精しいことは、「海外宣教者を支援する会」事務局(移住協議会内)へお問い合わせ下さい。よろしくお願いします。
    (事務局)






    『編集後記』

     「きずな」第7号をお届けいたします。
     活動報告の中でも触れましたように、会員の会員数も個人会員が、一八五人、賛助会員五人、法人会員五八四(昭和59年3月31日現在)と、海外の宣教者の方々を支援するきずな”はますます拡がっております。
    今年の日本の気候は異常気候で、冬にはかつてない東京の豪雪に見舞われたり、異常低温で南下した寒流のため、魚場では、従来、獲れていた魚が不漁で、その代り、寒流帯でとれる魚が南の方で大漁だったり、また、毎年、収穫されていた米が近来にない不作が予想され、古米、古々米、古々々米の在庫が底をつき、飼料米を緊急輸入したり、庶民は、かえって味のよい米”を食べられるという皮肉な現象も出ています。
     皆さまからのレポートを「きずな」で発表させて頂く折に、レポーターからご覧になると「あのことを書いたのに記事になっていない」などのご不満があるかもしれません。これは、活字になった時に、もしも「きずな」がお手許に届くまでの間に、何らかの形で、関心を持つ筋にチェックされ、それが原因で、海外宣教者の方々の宣教活動の上に、デメリットとなってはね返るかもしれないと考えて、編集者の責任においてリライトをしている点を、どうぞご了承、行間の意とするところをご理解下さい。
    (山)