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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • …皆様もご存知のように、私の住んでいる国(コンゴ(旧ザイール)は、他のアフリカ諸国と同様の状態にあり、通信等が閉ざれています。三十二年間の独裁政権をとったモブツ大統領も出国しましたが、新しい大統領は、前の大統領より厳しい…と民衆は噂しています。…国民の生活は、厳しさを増すばかりです。…アンゴラに流出していったルワンダ難民が祖国に戻るため、私の町にやって来ます。一歩外に出ると、空腹を訴える彼ら…もちろん、修院にひっきりなしにやって来て、頭を痛めています。国境なき医師団は引揚げ、教会は、信者自身が貧しいので、これ以上は求められず、結局、宣教会の私達が必要となっているようです。日本からの便りのないまま迎えた一九九七年、戦地ですので仕方ありませんね。
    (コンゴ・クリスト・ロア宣教修道女会・前川春美)
  • この度は、”きずな“そして海外宣教者名簿をお送り下さいまして、本当に有難うございました。こんなにも多くの兄弟姉妹が各地で主のために活躍されていることを、心強く思います。
    (フィリピン・ショファイユの幼きイエズス修道会・松村靖子)






『ECHO』

  • ”きずな“を、ありがとうございました。危険と背中あわせで、「愛の宣教者」として、働いておられる宣教師の方々に、キリスト教徒の愛を実感させられます。
    (青森・十和田市 川村芳子)
  • いつもお世話様です。海外宣教者の皆様と、会のお世話をして下さる皆様の上に、主のお恵みが豊かにありますよう、心からお祈りいたします。
    (仙台市・佐藤ふき子)
  • 海外宣教の方々のご健勝を、常にお祈り申し上げています。
    (京都市・洛星中・高校 村田源次)
  • 「きずな」をお送り頂き、有難うございました。皆様の御活躍と御健康を、お祈り申し上げます。
    (埼玉・坂戸市 村上和子)
  • いつも、ニュース新聞ありがとうございます。様々な紛争の中、宣教者の皆様、大変でございましょう。どうぞ、お体を大切にして下さいませ。
    (兵庫・伊丹市 田中翠)
  • 皆様のお働きの上に、主のお恵みが豊かにありますように。 私共、共同体の祈りと共に…。
    (函館市天使の聖母トラビスチヌス修道院)






『ブルキナ・ファソから来て…』

Dr.アイエンクマ・フランソア・ザビエ
 私は、西アフリカ・ガーナの隣りの国、ブルキナ・ファソから参りました。そこの第二の都市ボボ・ディオウラッソにある国立病院で働いている心臓専門医です。
 「海外宣教者を支援する会」からのご援助によって、心臓エコーの研修目的で、日本に来ることが出来ました。
 また、「禅」の祈りも習いたいと、すでに、門脇神父様にもお会いして、手ほどきを受けました。
 また、この機会は、日本人、日本文化の発見でもあり、私たちのとは違っていますけれども、わらいやジョークなどの感じ方は、同じであることを感じています。

シスター黒田と共に Dr.ディエンクマ・フランソア・ザビエ
シスター黒田と共に Dr.ディエンクマ・フランソア・ザビエ






『会員数』

(個人・法人・賛助) 計三、一〇二






『編集後記に代えて…』

 「きずな」六〇号をお届けいたします。
 「会」は、この九月一日で設立十五周年を迎えました。発足当時僅か十三人、資金ゼロだった「会」も、今や会員数三千人を超え、皆様方のご寄付、ご協力で、年間約一千万円、世界各地の宣教者達へ支援出来るまでに成長しました。皆様方の厚いご支援に心から、御礼申し上げます。…さて、「編集夜話」を一つご紹介します。
 今号の編集に当り、事務局から編集者に送られた、貴重な資料、原稿入りの「メール宅急便」が、途中で行方不明になるという、東京の通信流通面で考えられぬ”真夏の怪“が発生、編集者は泣く泣く編集を終ったところ九日目に紛失便が届き印刷入稿前夜だったため、編集者は、また再編集で”殆ど、徹夜状態だったとか〜
(山鳥)