(海外短信)
- …いつも、お心にかけて頂き、有難うございます。…明日で、淡路を震源地とする地震発生以来、一週間になろうとしています。 毎日ニュースに聞き耳を立て、共同体の姉妹たち一同と共に、日本のために祈っています。この痛ましい機会が、無駄な苦しみとなりませんように
(ローマ・愛徳カルメル修道女会 和田徳子)
- …一九九五年度の宣教者名簿…ありがとうございました。この名簿を作るための皆様のお働きに心から感謝致しております。…ローマも春らしい暖かな日が続き、緑の美しい季節となって来ました。
(ローマ・聖心侍女修道会・深沢光代)
- …オーストラリアでは、年々、日本からのビジネスマンや観光客が増え、空港やお店には、日本語の標識があちこちに見られます。 私たちのセント・ポール書店にも「日本語の話せるスタッフが屈ます」というサインを、入り口の近くに掲げています…信者でこちらに来られる方、洗礼を受けられる方々と、書店を通し、少しつつ知り合うようになってきています。また、口こみで、私(日本人シスター)の存在を知って、他の州の、全く知らない神父様方からも、時々、「うちの教区に日本人求道者が居るが、彼らに日本語のいい本を紹介してくれないか」と電話を受けたりもします。終戦50周年の今年、戦争で苦い想い出を持つ相手国の日本と、経済的、外交的に密な関係をもとうと努力しているこの国で、日本人宣教者として働く大きな意味と使命を心に刻みながら…励んでいます。
(オーストラリア・聖パウロ女子修道会・松本恵)
- …海外の日本人宣教者名簿…ありがとうございました。互いに結ぶきずな″として、大変貴重なメディアです。皆様のご努力に心から感謝…。
(ローマ・聖パウロ女子修道会・竹内街子)
- …こちらでは、四旬節兄弟愛運動を主よ、あなたでしたか≠ニいう標題の下に「除外された人々」を問題として勉強し合い、具体策を探し合いました。とても大きな課題です。…先日、お送り頂きました沢山のご本「べたんこ」手品、編物、赤ちゃんのための本なと、本当に有難うございました。
(ブラジル・マリアの宣教者フランシスコ修道会・佐々木光子)
- …宣教者名簿…確かに受け取りました。暫く、活字一つ一つに眺め入りました。…枝の主日には、教会の前で子供たちが枝を売っていました。私も庭にある枝を準備して教会に急ぎました。枝を持っている沢山の人々が、不思議なはど集まって来ます。
(ブラジル・アシジの聖フランシスコカテキスタ宣教在俗修道会・アクリマソン共同体一同)
- …私は、少しつつですが、約三、六〇〇メートルの高度にも慣れて来ました。また、貧しい地方の教会のことや、その地方からの、司祭召命のことなども、時々、耳にします。地方の教会の中には、貧しくて、祭壇用のミサ典書なども無い所もあり、心を痛めております…ボリビアは紙も輸入、本の約80%は輸入したものを使っており、高価で、平常の生活者には、ちょっと手が出ません。
(ボリビア・聖パウロ女子修道会・清田光子)
- …私も、ここメリノール女子修道会本部での3年間のサービスの任期も、今年九月終了します。その後は、日本に居られるラテン・アメリカ、とくにボリビア人、ペルー人と、喜びや悲しみを共にしながら、少しでもお役にたてることが出来たらと、希望しております。
(アメリカ・メリノール女子修道会・大藪愛子)
- …こちらローマも、主のご復活を歌うように、春の花々が咲き始め、うす紫の藤の花が、あちらこちらの垣根を飾っています。海外宣教者の名簿を頂きました。有難うございました。
(ローマ・御聖体の宣教クララ修道会・大久保玲子)
- …ペルーのシウダーデ・デイオスから、感謝をこめてお知らせ致します。…皆様からの心の龍った主の御降誕のカードとカトリック手帳2冊、教会住所の小冊子が届きました。有難うございました。 年の暮れ頃でしたか、可愛らしい幼児用の絵本も届き、貧しいスラム街の子供たちを喜ばせ、成長させるために役立っております。
(ペルー・宮崎カリタス修道女会・田中ミネ子・恵英代)
- …こちらは、四月に大統領選挙を控えて、隣のエクアドルと境界線のことで紛糾しています。境界になるWINZAという所、どうも、地下に宝が眠っているらしく、森株地帯なのですが、双方、睨み合っています。調停国のアメリカ、チリ、ブラジル、コロンビアと談合の末、一たん両国とも調印はしたのですが、エクアドルは気に入らないらしく、まだ、戦争を挑んで来ており、フジモリさんも実情調査で、その場所に出掛けたのですが、昨日(2月24日)、百メートル先に爆弾が落下、一命をとりとめました。教会でも、エクアドル、ペルー合作の祈をしています。…日本では大地震があったのですね。
その後、コロンビア、ヴュネズエラでも震度4ぐらいの地震か起こっています。
(ペルー・聖パウロ女子修道会・米竹佳子)
- …この度は、ベトナムの神学生やシスター達の勉学への援助を頂けることになりました。ベトナムは開かれて来ましたが、まだまだ教会に対しては、養成についても自由ではないようです。フィリピンに多くの方々が居らして、神学などを勉強していますが、経済的には、とても困難なようです。援助金は新年度から使わせて頂きます。
(フィリピン・聖心侍女修道会・千葉桂子)
- …多くの方々のご支援によって、私達3名は、それぞれの場で、精一杯、日々を過しております。昨年末からSr内田と大湾は日本です。こちらは…急に暑くなって参りましたが、仕事の多い時期でもあります…
(チャド・ショファイユの幼きイエズス修道会 ギタリ支部一同)
- …美しい子供用の御本を送って頂きまして心から感謝致しております。さっそく、日本語学校に配布して喜んで頂いております。 また、教会所在地95とカレンダー、手帳もお送り頂き、御礼申し上げます。…神戸の災害のことにつきましても、日本の教会が活発に働いていることを知らされ、励まされております。
(ブラジル・信徒カテキスタ会・菊地麗子)
- …ブラジルにも、ネオリベラリストの影響が、徐々に浸透し心配です。とくに田舎の貧困化は、目を覆いたくなるものがあります。 …昔のように、のんびりした、素晴らしいブラジルは、何処へ行ってしまったのでしょうか。
(ブラジル・横浜教区・佐々木治夫神父)
- …日本では新学期も始まり、活気づいておられることと存じます。また、いろいろな事件で、不慮の死を遂げられた方々…遠くからお祈り申し上げております。…今年は先生達のストが約一カ月続き、師範学校も授業が始まっていない状況です。
(ボリビア・礼拝会・斎藤クニ子)
- …日本では阪神大震災の大きなショックで、人々は想像以上の苦しみを受けておられることでしょう。…二カ月ほど留守の問に教会暦、手帳などお送り下さり有難うございました。…私の一人の未信者の親友が、もう長い間、いろいろと私を授けて下さっていますが、この度、援助のために年金の一部を送りたいと申し出て下さって、私は神様が善意の人々の心を動かして下さっていることを感じ、感謝でいっぱいです。
(ブラジル・愛徳カルメル修道女会・大西綾子)
一九九四年クリスマス献金の一部です。お役に立てて下さい。
(滋賀・カトリック大津教会)
クリスマス献金の一部を送らせて頂きます。海外宣教者の方々のために神様の豊かな恵みと祝福がありますように。
(堺市・カトリック泉北教会)
頑張って働いて来て下さい。
(鎌倉市・聖ヨハネ会修道院)
お心のこもったお言葉…有難うございます。大自然を通して、育てて頂いた四年間でした。近くの福生教会で、また、いろいろと、教えて頂いております。
(羽村市・津々見郁子)
今年も皆様の御健勝をお祈り致します。
(福岡司教館・杉山昇)
日夜、ご苦労様です。主人が昨秋より入院致し、今は家で静養中。足腰が不自由で、家庭でリハビリに励んでおります。
(札幌市・渡辺秀男・智栄子)
…「きずな」を、いつも有難うございます。私の方は、地震に大きな災害はなく元気です。一日も早く、被災者の方々が安心して生活出来ますように祈ります。シエラレオネのシスター方大変ですね。世界中の苦しむ人々と共に働くシスターや神父様に神の御加護がありますように。
(伊丹市・田中翠)
十ミセレーレ!!‥。よい働きに神様の豊かな恵みを。
(岩手・久慈市・カトリック久慈教会)
教会バザーからの寄付金としてお送りさせて頂きます。
(愛知・半田市・カトリック半田教会)
海外宣教のため、コムニテ一同、祈りをもって、日々の糧をお捧げいたします。
(山梨・扶助者聖母全山中修道院)
僅かですが、心をこめて送金させていただきます。
(神戸市・神戸海星女学院・中・高等学校)
クリスマスに娘と二人で何通かのカードを出しましたところ、ブラジルで働いていらっしゃる神父様から、丁寧なお礼の御返事と可愛いらしい菜を送って頂きました。思わぬうれしいプレゼントに娘は早速学校に持って行き、先生が皆の前で読んでくださり、教室の後に貼ってもらったそうです。遠いブラジルの神父様をとても身近に感じ、又、海外宣教活動の御苦淋刀や喜びを直に知ることができ、私達家族にとって大きなプレゼントになりました。 「きずな」を通して、多くの宣教者の皆様の活躍を知り、日本での恵まれた生活を見直し、遠いところで大変な困難の中、頑張っている方々に神の平安とお恵みがありますようにお祈りしたい気持ちです。
(東京・青崎昌子)
(個人・法人・賛助)計二、〇七五
扶助者聖母会 小濱静子 〜ボリビアへ〜(ローマ研修後)
五千人を遥かに越える死者を出した「阪神大震災」の被災地でも、人々はようやく廃墟から立ち上がり始め、復興の槌音が響いています。しかし、東京の主要地下鉄ての「サリン事件」で多くの死傷者を出し、また、青島新都知事宛の郵便小包が爆発して、秘書ら二人が重軽傷を負うなど、かつて「安全・平和都市」と云われた東京でも、無差別、破壊的事件が相次いでいます。不安な社会現象を目の当りに見て、日常的不条理の中、世界各地の宣教地で人種・民族を越え、福音、宣教を宣べ伝える使徒として活躍しておられる皆様方との一致を願って、「きずな」51号をお届けします。
(山鳥)
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