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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • いつも”きずな”をお送り下さり、ありがとうございます。多くの日本の神父様、シスター方が、外国で、ご自分のすべてを捧げて奉仕なさっているのを読み、励まされています。先日は、皆様の”きずな“発送の記事を読み、皆様の暖かい心が伝わって来るようで”きずな”という言葉の意味を深く感じさせられました…。
    (ローマ・御聖体の宣教クララ修道会 大久保 玲子)
  • …10月12日、日伯司牧協会を通じて(援助を)頂き、有難くて、一人になり次第、ほんとうに心を込めて、ご尽力下さいました方々のため、ロザリオ一環、唱えさせて頂きました。喜びはひとしおでした。昨日、10月12日は、ブラジルの守護者と仰がれているアバレシーダのマリア様の大祝日、今日10月13日は、ファチマのマリア様の記念すべき日と続き、こんなよい日にすばらいしプレゼントを頂いて、本当に嬉しゅうございます。
    (ブラジル・タピライのカテキスタ会 箕浦 まさ)
  • …日本で内外ともに力を貯えて…8月末に日本を後にいたしました。今回は気候的にも地理的にも全く反対のカナダに留まることになりました。今までの宣教地のハイチを心に秘め…新たに祈りの宣教を…カナダで始めます。外面では、豊かで平和に見えるこの国も…現代世界に共通の多くの問題に直面しております。
    (カナダ・レデンプトリスチン修道会 佐藤 佐智子)






    『ECHO』

  • 皆様のご活躍に心を馳せながら、お祈り申し上げております。
    (西宮・聖クララ会)
  • 主の平和ご活躍をお祈り致します
    (大阪・姫里カトリック教会)
  • 少額ですが、私達の労働の実りをお捧げ致します。宣教者の皆様をはじめ、事務局のスタッフの皆様のご健康とご活躍を、修道士一同祈っております。
    (大分・トラピスト修道院製菓工場)
  • スタッフの皆様、ご苦労さまです。頑張って下さい。
    (熊本市池田・奥村フサエ)
  • 積極的に活用されることを希望します
    (福岡六本松・富安秀子)
  • ”きずな”44号ありがとうございました「きずなの配達人たち」を拝読、10年にわたる会員皆々様のご活動に感激いたしました。私もお仲間に入れて頂いて、遅れがちでもついて行きたいものと存じましたが、身体の都合で意にかないませず、せめて、会費を2口収めさせて頂いて、心の慰めと致したく存じます。どうぞ皆様、お元気にご活躍なさいますよう。
    (狛江市・八谷 孝)
  • 共同体の祈りと共に、わずかですが献金させて頂きます。
    (函館市・天使の聖母トラピスチヌ修道院)
  • ”きずな”をありがとうございました。海外で宣教しておられる方たちのために、ささやかな送金をさせて頂きますので、よろしくお願い致します。
    (北九州市・二村真代)
  • 人や国のわざは、いつも見返りが付きものです。神父様、シスター方の業は、それを乗り越えておられます。どうぞ、身体に気をつけて、無理をなさらず、「共に生きる」 ことの輝きを、これからも私どもにお知らせ下さいませ。
    (稲葉 宏子)
  • いつも「きずな」をお送り下さり、有難うございます。…放送衛星の中継で、いろいろな国のニュースを、その国と同時に知ることが出来るようになりました。今までより、外国の事をよく分っているような気…になりますが、「きずな」のレポートを読んだり、帰国中の神父様、シスター方のお話を伺うにつけ、判っていると思うのは間違いで、実は、表面的な事を知識として知っているだけなのだということに気づかされます。内戦や、或いは貧困などのニュースを見ましても、それが、子供や病人、または、社会の底辺に暮す人に、どういう生活を強いているのかということが、具体的には分りません。そのため、食物の不足している所へ、玩具や文房具を送ったり、専門知識が無ければ使えない機械を送ったり、援助物資やお金を送っても、本当に必要としている人たちのところへ届かないでいたといった失敗が、日本のいろいろな援助グループを通してあったことを、耳に致します。厚生面でも福祉事務所や保健所の組織が行き渡っており、乳幼児や高齢者の無料検診がほぼ、完全に実行されている日本を基準にして、対象国の事情を考えますと、思いがけぬ失敗もあるようです。…依頼されて援助する場合に「古い衣類を」と云われた時には、新しい衣類ではなく、依頼の通り古い衣類を、「物を」と云われた時には、お金ではなく、指定された「物」を、自分達の物差を捨てての援助が必要と思われます。本当に必要なのは、どんな援助なのかを判断する手がかりとして「きずな」は、…少しでも役に立つ援助をしたいと望む者にとって、大切な存在です。
    (横浜市・末永恵子)






    『会員名簿』

     '93年12月1日現在 会員数(個人・賛助・法人)  計1966 (93.12.1)






    『※係からのお願い…』

     いつも、海外宣教者たちへのご支援、ありがとうございます。
     会費納入、ご寄付に「銀行振込」をご利用頂いている方、また、新たにご利用なさる方は、「ご住所」、「お名前」を、係まで、お知らせ下さい。銀行からの確認に手間どり、発行された、「きずな」を、いち早く、お送りすることが出来ませんので… よろしくお願いいたします… (係)





    『一九九三年を送る』

    一九九三年も、余すところ30日。本号が世界各地の宣教地に届く頃は、どこでも、主のご降誕を迎える喜びと、その準備に大童だと思います。12月1日現在の会員数は、一、九六六名となりました。
     11年余、殖え続ける会員、皆様の善意、犠牲と神の業を感じます。そして、世界的な不況にも拘らず、多くの方の善意に支えられ、宣教地で孤独と困難の中で福音宣教の業に従事しておられる宣教者達へ、「会」としても、いくばくかの支援活動をすることができました。本当にありがとうございます。
     各宣教地からのお便りを読むにつけ、世界のあちこちでは、貧困、飢餓、殺戟の中での死、病、数多くの悲惨さが、なお、消えていないことを知らされ、心がいたみます。
     国内の会員の皆様方のお便りにも、深い、暖かい愛がしのばれ、すべての人が、その愛のうちに一日も早く、幸せになることを、願わずにはおれません。”きずな“を皆様の許に届けるため、発送、運搬、会場提供など、目立たぬ裏方としてご協力下さる方々にも、心から御礼申し上げます。「絆」に結ばれた、すべての方々のご健康と幸せを、また、来るべき年が、”きずな“のより発展の年となるよう祈りつつ、この「クリスマス号」をお送りします。
    (山鳥)

    訂正='93年9月1日発行44号掲載記事中、「援助決定の項目中(3ページ下段)「韓国への援助内容・宣教用建物、敷地確保のための援助金。一口五〇、000円×10口」とあるのは 「……一口、五、000円×10口」の誤りでした。お詫びして訂正します(係)