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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)  (敬称略)
  • …いつもお世話になっています。…この度は…無理なお願いを、心よく受け入れて下さったことを感謝します。…今日…ポストに行って無事に2個の小包を受け取りました。…こちらは一応、平穏のようですが…ところどころではまだトラブルが起きています。…一時は消えていた石油行列も最近、アディスではまた見られるようになりました。……雨期がそろそろ始まります。92・6・6
    (エチオピア・マリアの御心会 道下美和子)
  • …暫く病気をしておりましたので、すぐにお返事が書けず失礼致しました。もう殆ど全快の段階に至ることが出来るようになりましたので、筆をとらせて頂きました。(援助申請の)申込用紙に書かせて頂きましたコピー棲は、こちらで使徒職と教師用に使わせて頂くつもりです。(フィリピンでは)…、大統領、上院議員、国会議員、州知事、市長などの選挙運動、選挙…と、国中は、富める者も貧しい者も、選挙熱が湧きかえり(ました。)…果たして、この国はどのような方向に大転換をすることでしょうか。世界中から注目され(ている)るだけの大仕事を新大統領が、国民の期待に副って果たすことでしょう。毎日、地球温暖化が激しくなり、外の気温は55産、屋内はそれでも涼しく30度を少し上回る…今日、このごろです。5・13
    (フィリピン・御受難修道女会 松田翠)






『ECHO』

  • …私と友人は、毎月テーマを出して、二人心を合わせてなるべく同じ時間に祈ることにしています。3月のテーマは”世界の貧しい国々の人と共に生きるために、今、私たちは何をなすべきか″でした。…そんな時、ふと、目にとまったのが、教会の片隅に、ひっそり置かれてあったきずな″だったのです。読んでいくうちに、「これだ′」と思わず叫びそうになり、祈りのパートナーである友人に打ち明けました。友人も喜んでくれました。…さまざまな困難の中にある人々と共に生き、すべてを捧げていらっしゃる皆様お一人々々にありがとう″を言いたい気持です。…早速ですが、個人入会を希望致します。
    (北海道・江別教会・原沢むつみ)
  • 子ども達の献金の中から、わずかですがお送りいたします。
    (沖縄市・コザ聖母幼稚園)
  • きずな″を拝読させて頂く度に深く胸を打たれます。皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。主人は80歳を迎え、私はもう2年ございます。僅かで…ございますが、一滴の糧となりますように
    (札幌市・渡辺秀男)
  • この教会は、小さな共同体ですから、わずかな寄付しか送れません。よろしく。頑張ってください。祈りをこめて…
    (高知・中村市・中村カトリック教会・スティーブンス神父)
  • 教会に福祉部が出来ましたので、これからこの部が取り扱うことになりました。私も老令、いつ、どうなるか分らないので、安心しております。…主の御栄えのために皆さまに平和…
    (北海道・カトリック26条教会・堀井愛)
  • 皆さまのためにお祈り致しております。労働の実りの一部をお送りいたします。
    (盛館市・天使の聖母トラビスチヌ修道院)
  • 皆様のご活躍を祈りつつ、四旬節中の節制の実を、わずかですが分ち合いたいと思います。
    (東京・扶助者聖母会本部修道院)
  • アレルヤクァレルヤ!!主のご復活を費えて、ありがとうございます。(瀬戸市・ドミニコ会聖ヨゼフ修道院)
  • …過日、牛乳パックを貯めて図書券を頂いたのですが……丁度、きずな″に絵本を送って喜んで下さった記事が出ておりましたので持って来て下さった方に送らせて頂いたらどうでしょうかと申しますと、よろこんで下さいましたので、図書券四三〇〇円分同封致しますので、お役に立てて頂きたいと思います。
    (大阪市・愛徳姉妹会・シスター石井)
  • 主の平安…たいへん遅くなりましたが、少額お送りします。この事業の上に、神の豊かな祝福がありますようにお祈りします。
    (京都府・木津町・井尻良夫)

会員数(個人・法人賛助)計一八七二(92・9・1)






『新派遣宣教者のご紹介』

コングレガシオン・ド・ノートルダム Sr俵谷昌子 〜ブラジルヘ〜
コングレガシオン・ド・ノートルダム Sr俵谷昌子 〜ブラジルヘ〜

マリアの宣教者フランシスコ修道会 Sr片岡圭子 〜エチオピアヘ〜
マリアの宣教者フランシスコ修道会 Sr片岡圭子 〜エチオピアヘ〜

コンベンツアル聖フランシスコ修道会 森本敬三修道士 〜ブラジルヘ〜
コンベンツアル聖フランシスコ修道会 森本敬三修道士 〜ブラジルヘ〜






『編集後記に代えて……』

 「海外宣教者を支援する会」の、10周年記念シリーズの捧尾(とうび)を飾る「絆」40号をおとどけします。
 巻頭言「きずな″活動10年を語る」で、八幡とも子さんと会長のローシャイタ神父様が話されているように、善意の人々によって、0(ゼロ)から出発した「…支援する会」が、いまや一八〇〇人をはるかに越える会員を擁する組織に成長したことを考える時、世間には、いかに多くの善意がひそみ、その善意で全世界の荒野に花が咲き、実が結ばれているかを痛感させられます。
 しかし、なお、世界の片隅で、飢餓に苦しみ、病いに伏し、力ある者同士の争いにまきこまれて死んでいく尊い、生命のあることも知らされ、きずな″の輪を一そう拡げていかなければならない焦燥感さえ感じます。
 「きずな」もようやく定着し、号を重ねるごとに、多くのお便りが寄せられ、紡面も充実、成長して行く姿に、編集者としても、喜びに似た感慨を覚えます。
過ぎた充実した10年のキャリアを大事にし、新しい10年に向ってきずな″を固く結び、出発(たびだち)を、しようではありませんかク(山鳥)