トップ会報『きずな』25号目次 > 本文
KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • 紅葉の美しい日本の秋を思い出しつつ、八幡さまの御活躍をお祈りしております。スタッフの皆様にも‥よろしくお伝え下さい。お忙しい中、車購入資金を工面頂き、本当に心から感謝、御礼申し上げます。‥私も、元気に、新しい三名の修練女の指導に当っています。雨期が、二週間前に終り、気温は日々上昇しています。木蔭で、今日は36度でした。来年の六月までは、雨は一滴も降らないでしょう(88・10・16)
    (ブルキナ・ファソ・マリアの御心会 野間順子・)
  • 私たちの学校に、すばらしい贈物を頂き、ありがとう。‥料理に必要なものを買わせて頂きました。先生方と一緒に、昼食を食べるお皿です。もう一つ、大切なことは水ですが、今は、となりの家へ水を貰いに行かなくても、毎日、必要な水が十分得られます。また、学校の勉強のための本、ベン、鉛筆なども、援助して頂いています。私達の感謝のしるしとして、この手紙を書きました。神さまの恵みと、ご保護が皆さまの上にありますように。
    (シエラレオネ・われらの元后グアダルべ小学校6組C
    Mahawa, Sesay)<*Sr根岸の居られる学校です>
  • ‥実は、少し形になってから、ご報告‥申し上げようと思っておりましたが、仕事がサッパリ進まず‥一年が経ってしまいました。中間報告を申し上げるべきであったと反省しております。やっと、私の休暇の少し前から、料理教室と、地域活動の基礎工事が着工しました。今までは、雨になると中止になっていた料理教室も、何の心配もなく‥活用されることでしうう。こちらの食生活は、三六五日同じで、ご飯と青菜汁をかけるようなものですから、現地の産物、大豆、トウモロコシ、ピーナツなど使った前菜からデザートまでのメニューを学べるよう期待しております。とくに、大豆が多くとれるのですが、大豆嫌いな人々です。なにか、大豆料理をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて頂ければ幸いです。
    (マダガスカル・マリアの御心会 中村洋子)
  • この度は、串帝人のための‥ご援助をありがとうございました。 おかげさまで(車を)手に入れることが出来ました。(不思議というか、「きずな」23号が届くのと、殆ど同時でした。互いに、しめし合わせていたのでしょうか?)。色はライトブルーに、少し、紫を入れたような色です。中型で運転しやすいです‥中古とは思えない‥車です。‥これで移住地の家庭訪問はとても楽になりました。
    (アルゼンチン・聖母カテキスタ会 清水渓子)










『ECHO』

 (敬称略)
  • 宣教パネル、ありがとうございました。中学宗教クラブの生徒達が、文化祭の時、バザーや募金をしました。海外宣教者を支援する会で少しでも役立つことを願っています。本当にありがとうございました。
    (瀬戸市・聖霊中学校・中学宗教クラブ)
  • 大変、お寒くなって参りました。‥つきましては、子どもたちにそちらの「会」のことを話したいと思います。で、何か、パンフレット等、ご送付願えれば嬉しく存じます。
    (茅ヶ崎市・聖書友の会教会日曜学校)
  • ‥海外援助を考える会の小冊子を通して「会」の活動を知りました。‥勤務先で、生徒会の募金活動を担当する者として、社会科で発展途上国間の抱える現状を教えながら、私は、具体的に、彼らとどう、関わろうとしているのか、自らに問いかけざるを得ない日日がありました‥わずかですが、イスラエルを族して来た折のドルが残っておりますので送らせて頂きます。神さまから沢山のものを受けながら、わずかで申訳ありません。‥さらによく、「会」の活動についての認識が深まれば、自分自身の課題として協力を考えていくこともあるかと思いますが、今は、まだ、無視して通り過ぎれなかった者として、ささやかな関わり方で、失礼させて頂きます。
    (京都市・伊藤敬子)
  • 「きずな」を、いつもありがとうございます。五月末にベナンより帰国して後、亡父の法事やら、私自身の就職やらで忙しく「きずな」のお礼申上げるのが遅れてしまいました。‥少額ですがカンパさせていただきます。
    (神戸市・藤田ふみ子)
  • 千葉寺教会(東京教区)の機関紙「シャローム」18号、19号に、「海外宣教者を支援する会」と関する記事を掲載して頂きありがとうございました。
    (係)
  • バチカン放送日本語放送担当のシスターからのご連絡によりますと、バチカン放送で、「きずな」の記事を転用して放送したところ、日本のリスナーから「日本人の宣教者の海外での活躍に驚ろいた」との反響が寄せられ「今後よじ是非、放送してほしい」との要望があったということです。これこそ、まさに、世界に響いた「エコー」と云えましょう。
    (係より)

会員総数 一五二五(個人+5、法人+16)(88年11月1日現在)






『編集後記』

 「福音、宣教の年」が打ち出されたl九八八年も、多くの実りを収穫して、旬日を残して終ろうとしています。
 「海外宣教者を支援する会」にとっても、故・服部会長の急逝という悲しみに直面しながら、皆様の励ましとご協力によって、その悲しみを乗り越え、「会」としての一応の成果を挙げることが出来たことを確信して、皆様に心から御礼申し上げます。
 ここ数年、とくに、全世界的に激しかった東西、南北のさまざまな対立にも、ようやく、明るい曙光が見えはじめた感もありますが、まだまだ、世界各地には、飢餓、貧困、差別などが後を絶ちません。
 真の平和を求め、「会」は、さらに、活動を続けていきます。
 今後とも、皆さまのお力添えを願いつつ、「きずな」25号を、お届けします。よきクリスマスをお迎え下さい。(山鳥)