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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES


『新派遣者のご紹介』

− お元気でご活躍ください −
カンボジア 村上 陽子
カンボジア ショファイュの幼きイエズス修道会 村上 陽子


『こんにちは!お久しぶりです!!』

事務局訪問の宣教者の皆様   (日付は来訪日)

◎ 1月11日
サレジオ修道会 倉橋 輝信神父:ボリビア

 私たち邦人宣教者を物心両面で支えて下さっている皆様に心から感謝いたします。日本に働きに来ている南米の人たちの日本人に対する印象がいくつかありますが、特に次の2点に強い印象を受けています。その一つは、まあなんと日本人は上司や現場監督がいなくても、一生懸命汗を流して働く労働者なのだろうということ。その二つは、まあなんと無表情で、ノッペラボウの顔つきをしている人なのだろう、ということです。マザー・テレサは「世界平和の第一歩は微笑からです」とおっしゃっています。
 先日、大船カトリック教会付属の大船カトリック幼稚園に行き、園児にお話しをさせていただきました。教会の門に次のような短く、美しい言葉が書かれていました。「心の深みに人を愛する喜びを保たせて下さい。この喜びがほほえみとなって、いつも表れますように。 ジャン・ガロ」
 また、ある聖人が「悲しい聖人は本物の聖人ではない」と言われたことを聞いたことがあります。すべての人に、特に貧しく、苦しんでいる小さき兄弟姉妹に、このほほえみを与えていきたいと思います。感謝のうちに。
《追伸》  5年前の12月に右眼裂孔網膜剥離、2年前に左眼の黄斑部網膜剥離の手術をし、毎年経過観察のため一時帰国しましたが、この度めでたく、その必要がなくなり、ボリビアに戻れます。神に感謝。


◎ 2月5日
マリアの宣教者フランシスコ修道会 シスター平間 理子:マダガスカル

 マダガスカルから突然帰省しました。左下腿がはれ、血栓性静脈炎とかフィラリア症とかいわれ、専門医もおらず、薬もなくて、診断もはっきりしませんでした。日本大使館の医務官のすすめで、帰ってきましたが、東京も雪、雪で、北海道育ちの私も寒さでびっくりしています。
 


『ザ・メッセージ(海外短信)』

  • そちら日本は随分とお寒いことでしょう。こちらハイチでは、税関に種々の問題が発生して、荷物類は完全にストップ状態。商売をしている人々は入荷するはずの荷が入 らず、薬局も薬が入らずで、多くの人は悲鳴を上げています。さらに、お隣のドミニカ共和国から入る卵や鶏が危ないということで、小さな商人たちは完全に仕事を奪われてしまっているのです。一日も早く解決して、人々が安心して生活できますように、どうぞお祈りください。皆様、どうぞよい四旬節をお過ごしください。
    (ハイチ レデンプトリスチン修道会 飯村 美紀子)

  • 2007年は大変よい年でした。皆様の善意による大きな支援をいただいて、私の心に重くのしかかっていた仕事が片付き(邦人受判者の支援)、こんなうれしいことはありません。神父様と皆様の上に主の豊かな恵み、喜び、平和がいつもありますように。
    (中国・マカオ 聖保祿考女会 金崎 ハル)

  • いつも私たちのためにお祈りとご援助をしてくださり本当にありがとうございます。とても力強く思っています。今冬、モントリオールは降雪が遅く、12月に入ってからでしたが、その後がとても寒く、すぐ−20°Cに下がってしまいました。路上生活者は本当にかわいそうてす。どうぞ彼らのためにお祈りください。新しい年が皆様方にとってご発展の年でありますように、そして慈しみ深い主が常に豊かな祝福を注いでくださいますようにお祈り申し上げます。
    (カナダ・モントリオール 師イエズス修道女会 原田 昌子)

  • 2007年も温かいご支援をいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。いつもいただく「きずな」で、宣教者の皆様のご活躍に鼓舞されています。皆様から物心両面から大きな支えを得て活動できることは、本当にすばらしくありがたいことです。ケルン大同教区で働く私ども一同、心からの感謝をささげております。マリア様のカレンダーも感謝のうちに頂戴しました。
    (ドイツ・ケルン 宮崎カリタス修道女会一同)

  • ブルキナファソ栄養失調児センターの子供だちの笑顔とともに、クリスマスと新年のお喜びを申し上げます。いつも本当にありがとうございます。
    (ブルキナファソ・ボボ=ディウラッソ マリアの宣教者フランシスコ修道会 黒田 小夜子)

  • 救い主・キリストが愛、希望、そして平和をもたらしてくださいますように! ご降誕と新年のお喜びを申し上げます。美しいカレンダーをありがとうございました。(バンディプール・コミュニティ)
    (ネパール・ガンダキ ノートルダム教育修道女会 今村 精子・金谷 美代子)

  • 日ごろからの温かいご支援ご協力に厚く御礼申し上げます。新たなプロジェクト「クナタマイ子どもセンター(シエムリアップ州)」も始まりました。現地の人々とともに生きることを目指し、これからも励んでまいります。ずっとお世話になると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
    (カンボジア 日本カトリック信徒宣教者会 浅野 美幸・高橋 真也)

  • 昨年は帰国した折、事務局の皆様とお目にかかれてたいへんうれしく思いました。16年ぶりにニュールンベルグの地に戻り、気持ちを新たにしています。先日、仕事でクロナハという町に行き、司祭館で一泊。この建物は遠い昔、フランス大統領のド・ゴールがドイツに捕らえられて拘束されたり、ナポレオンが駐屯したとき使っていたりしたもので、彼が寝室として使った部屋が今は食堂になっていて、そこで食事をいただきました。そんなことで急に昔の歴史が近く感じられた体験でした。
    (ドイツ・デュッセルドルフ 聖パウロ女子修道会 比護 キクエ)

  • 今年も、私たちとともにおいでになるイエズス様の希望と愛の力をすべての国の人々が感じて、生きる年でありますように。これまで、神様のみ旨を求めて準備してまいりました「老人福祉デーケアー」の仕事を、今年、ブラジルでも始めることになりました。これからの使命のために、今まで同様ご指導、ご協力いただけますようお願い申し上げます。
    (ブラジル・クリチバ 長崎純心聖母会 姉妹一同)

  • いつも会報をお送りくださって感謝しております。海外で宣教する人々とそれを支援してくださる人々の分かち合いの場です。毎回励まされております。2008年も主が共に歩んでくださることを確信して過ごしてまいります。
    (フランス・ジョンシィ ショファイユの幼きイエズス修道会 青木 文子)

  • 2008年には日系移民100周年を迎えます。[憩いの園]は創立50周年を迎えます。憩いの園がここまで成長できましたのは、創立者たちのゆるぎない理念と、陰でたゆみなく支えてくださった数かぎりない方々の賜物です。年末に際し深い感謝の念を抱いて、平穏なクリスマスと皆々様の多幸な新年をお祈り申し上げます。
    (ブラジル・サンパウロ 宮崎カリタス修道女会 雲田由喜乃・小下和代・竹山みち子)

  • 今年も皆様のお祈りとお心遣いによって、幼子イエスが子どもたち、そして私だちとともにおられる喜びを分かち合うことができました。新しい年も神の恵みあふれる年となりますように。
    (フィリピン・ラグーナ 宮崎カリタス修道女会一同)

  • 12月19日に東京の後援会が解散になり、そのご挨拶とお礼のため訪日し、昨日帰伯。今度こそ最後の機会と思い、好きだった山々を汽車から眺めたりして、とにかくゆっくりさせていただいたので、皆様へはご挨拶もせず、ご無礼をお許しください。日本は本当に遠いですね。この老体(?)には大変です。これからは訪日を止めて、こちらでゆっくり仕事をしたいと考えています。幸いに思ったより涼しく、疲れさえ取れたら仕事がはかどるでしょう。今年は移民100年、訪伯を約束しておられた浜尾枢機卿が亡くなられ、催しの予定はすべてやり直しです。彼の代わりにどなたかが訪伯されるのでしょうか? 皆様、来年もどうぞよろしくお願いします。栗山神父さんからもよろしくとのことです。
    (ブラジル・パラナ州 フマニタス 佐々木 治夫)

  • 「きずな」をはじめいつも祈り、励まし、支援をありがとうございます。過日は、アロイヂォ・ローシャイタ枢機卿様(会長のお従兄弟様)の追悼ミサが大勢の聖職者、信者の参加の下、アパレシーダにて行われました。こちらは汗だくのクリスマスが済み、遠くにもうサンバの音が聞こえます。
    (ブラジル・サンパウロ マリアの宣教者フランシスコ修道会 高橋 有子)

  • マダガスカルは12月に入り、やっと暑くなりましたが、雨は時々しか降らず、降ると洪水になるくらいの雨量です。2007年は曾野綾子様と日本財団の方、また秋篠宮殿下の訪問があり、大いに力づけられました。こちらは政情が安定しているからでしょうか、日本人の観先客が増えております。 2002年からの5年間で道路や街並みもきれいになってきていますが、なぜか貧しい人が増えているように思います。経済発展の裏側もよく見て、救いの手が差し伸べられるように祈っています。
    (マダガスカル・アンタナナリヴォ マリアの宣教者フランシスコ修道会 平間 理子)

  • 皆様お元気でいらっしゃいますか。こちらは総長と2人の顧問シスターの訪問で、喜びのうちにも忙しく、援助申請が遅れてしまいました。私の日本語のパソコンも3月に泥棒に持って行かれ、メールを送ることができず、締め切りも追っているので、ファックスでお送りします。
    (ブラジル・モンテス=クラロス 聖心侍女修道会 日高 和子)


『ECHO』

  • 土曜学校の子供たちが待降節中、イエス様へのプレゼントとして頑張った献金です。小さなお手伝いですが、祈りとともに送ります。「きずな」を通じて私たちも励まされています。神に感謝!
    (北海道 稚内カトリック幼稚園土曜学校)

  • お声をかけていただき、25周年記念講演会に参加しました。宣教者の現地のお話に驚き、 そのお働きに敬意を表します。豊か過ぎる我々の生活におぼれないよう、心を大切に生活したく思いました。
    (千葉県 渡辺 英子)

  • 最近いろいろなメディアで海外宣教者の活動を報道したり、記事にしているのを見てうれしく思っています。支援する会があること、わずかでもかかわる機会を与えられることを本当に感謝しております。
    (広島県 呉カトリック教会M・I会有志代表 脇田 タカエ)

  • 支援するお仕事を25年も続けられていることに感謝いたします。私どもの会員がパラグアイにおりましたときにはお世話になりました。ほんのわずかですが、献金させていただきます。
    (東京都 コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院)

  • 小学生が待降節中、お祈り、がまん、お小遣い献金の中から少しですがお捧げします。
    (神奈川県 函嶺白百合学園小学校校長 馬目 さだ子)

  • イエスさまへのこどもからのお手紙より。「イエスさま、くるしんでいるひとを すくってください」、「イエスさま だいすき。おかねがないひとのために これをつかってください」。
    (東京都 ミッションサンタクララ幼稚部)

  • 神の愛が目に見える形になり、神と他人に平和がもたらされたクリスマスの喜びを、皆様と分かち合わせていただきたく励んでまいりました献全活動でございます。お役立ていただけましたら幸いでございます。
    (東京都 田園調布雙葉中学高等学校 エリザベト会)

  • イタリアの宣教会の神父たちに育てられた共同体に所属し、海外からの宣教者に感謝しています。私たちの代わりに宣教者の皆様がいろいろな国で恩返しをしてくださっていると、ありがたく感謝しながら、ささやかな一滴をお送りします。主の豊かな恵みが世界中のすべての人の上にありますように。
    (鹿児島県 伊増加 咲子)

  • 私はキリスト教信者ではないのですが、あることでカルメル修道会について検索していたとき、偶然支援する会のHPを発見。海外で活動されているシスターや司祭の方々の献身的で深いお言葉の数々に心を打たれ、また、現地の方々と生活をともにされている方ならではの、生き生きしたお便りを興味深く拝見しております。「きずな」は毎日少しずつ1〜100号まですべて読みましたが、仕事から帰った後のとても心の糧になる時間でした。
     このHPのおかげで、私の世界と人間に対する見方が広くなり、さまざまな国が身近に感じられるようになりました。またシスター方の愛情を分けていただいたせいか、以前よりも思いやりの気持ちが芽生えてきたような気がしております。特にペルーのリマで「マリア・ミカエラの家」の礼拝会の川俣 恭子さん(「修了生の言葉に涙」に私も泣いてしまいました)、シエラレオネの御聖体の宣教クララ修道会の根岸 美智子さん(「地獄の黙示録」のような反乱軍からの脱出と、彼らに虐待された少女たちを支えるお便りは印象に残り、私も今「生かされている」この命を大切にしようという気持ちになりました)、また、ボリビアで障害者のための活動をしている野原 昭子さん(湯川教会所属信徒宣教者)の献身的な活動(日本で働いた先の社長さんが黙ってお金をくださったのもわかる気がします。それだけ社長さんも心を打たれたのでしょう)は、すばらしい本を読んだ後のように感勤しました。
     皆様の活動内容を読んで大きな心の糧をいただいたことを、どうぞ宣教者の皆様にお伝えください。これからもお体に気をつけてご活動ください。私も東京の片隅から皆様のご活躍をお祈りしております。
    (東京都 R・K)




『永遠の安らぎをお二人の上に』


春山 勝美 神父 追悼


根本 昭雄 神父 追悼




『新入会員』

個人会員 11名
団体・法人会員 13件


『編集後記』

  • 今年も海外からも国内からも、たくさんのクリスマスカードやお年賀状をいただきありがとうございました。すべて掲載できないことが毎年悩みの種なので、今号も24ページに増やしました。それにもかかわらず、またまた積み残しが出てしまいました。お便り下さった皆様、どうぞお許しください。
  • 100号、101号でもご紹介した中村 長八神父様の伝記「ドミンゴス中村神父」〜ブラジル移民の使徒〜は、当会でもご注文を受け付けておりますので、ご希望の方は下記へご連絡ください。聖母の騎士社発行、1冊1050円と送料。振込用紙を同封します。(す)
  • 四旬節の精神を思い起こし、お互いに回心と愛の実践に努めて参りましょう。

発行:日本カトリック海外宣教者を支援する会
会長: V.ローシャイタ神父

〒106-0032 東京都港区六本木4−2−39
Tel:03-5770-8753 Fax:03-5770-8754
e-mail:kaigai-senkyo@cronos.ocn.ne.jp
URL:http://www.kaigai-senkyo.jp

お 願 い
  当会の事務所が移転してもうすぐ1年になります。お手元の住所録、パソコンの住所録の変更をお願いいたします。クリスマスや新年に多くの郵便物が旧住所から転送されてきました。1年を経過すると転送されなくなりますので、どうぞご注意ください。