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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)  (敬称略)
  • このクリスマスが私たちの回心のきっかけとなり、新しい心で、主の愛、主の平和を告げてゆく力となりますように…
    (ベニン・マリアの御心会 道下美和子)
  • 「光、世に!」…婦人たちの働きによって、少しづつ進歩を見せています。連帯を実感として生きて下さる皆様に心から感謝しつつ。
    (フィリピン[イサベラ]・聖母訪問会 イサベラ修道院一同)
  • ブラジルは二四〇%のインフレで生活が大変…。どんなインフレでも……ブラジル人は、陽気なサンバを踊っている。不思議な国です。
    (ブラジル[サンパウロ]・聖母カテキスタ会 深堀光子)
  • タリメ…人々は単純で、人なつっこく”KARIBU”と言って歓迎してくれます…貧しい人々です…診療所は、ただ古い建物だけで実際には幾能を果していませんので、来春から、少しづつ準備して、なんとかしなければなりません。
    (タンザニア・援助修道会 柏瀬百合子)
  • こちらは北アフリカのアルジェリアの西にある一つの市、シリベルアベスです…私は他のスールとともに幼稚園の巡回の仕事を続けています。市内六つの幼稚園、保母五十人、園児千二盲人…いずこも同じで教材は不足していますが、できる限りのことを子どもたちにしたいと、希望の中に働いています。
    (アルジェリア・マリアの宣教者フランシスコ修道会 中村節子)
  • アジアの国々の七〇%の人々が…飢えていると云われています。その中で、いつも心を広く、アジアの国々の方のために心を尽して下さることを本当に嬉しく思い、感謝しています。
    (フィリピン[マニラ]・援助修道会 勝谷久子)
  • 一番近い国におりますが…自分の国のような気持です。毎日、病弱老人方のお世話で明け暮れておりますが、仕事は楽しくて、主への奉仕にめざめております。
    (大韓民国[慶南晋州市]・マリアの宣教者フランシスコ修道会 尾山タカヨ)
  • クリスマスのお喜びを、常夏のボリビアより申し上げます…愛用しているトヨタの小型トラックも、走行距離が三十六万キロに達しました。六カ月に一回、世界一周の計算になります。皆様からのご援助のお蔭で、日系人の司牧のためにも思う存分活動できます…一九八四年八月から、サンタクルス市内に住む日未人信徒のミサ、家庭集会など仕事は十分にあります…
    (ボリビア[サンタクルス]・サレジオ会・倉橋輝信神父)
  • 皆様のご援助は、本当に意味の深い、力強い支えになります。一九八四年九月にオニチャから十分ぐらい離れたオボシにやって参りました。水道なし、電気なしの生活ですが、青々として毎日を送っています。
    (ナイジェリア[オポシ]・宮崎カリタス修道女会 小池綾子)
  • 私達は、イスラム教国の中の小さな共同体。クリスマスのミサも七人だけ。それでも、イエズス様を迎える喜びは大きいです。全世界に心を開いて、平和な新しい年をお祈りしております。
    (アルジェリア[ミラ]・マリアの宣教者フランシスコ修道会 佐野弥子)
  • …今日、貧しい人々のうちに生れた主を、羊飼いとともに礼拝しつつ、神の偉大なみ業をほめたたえます。この一年、沢山の働きと祈りを有難うございました。
    (フィリピン[マニラ]・援助修道会 小野島照子)
  • 神の御子キリストが、豊かな御祝福をもって、皆様一人々々の、新しい年へのご希望を祝して下さいますようお祈りいたします。
    (パラグアイ[イグアス]・聖霊奉侍布教修道女会 山田雲江)
  • お願いがあります。…日本語学校の教科書を、貸与的に子ども達に渡して使っているのですが、小学二年生の教科書上下ともに不足しております。上下十五冊ぐらい…お送り頂けませんでしょうか〜。現在、幼稚園児十七名、日本語学校四十三名(イポチ)です。その他、ボルト・アレクレにも行っています。
    (ブラジル[イポチ]・聖母カテキスタ会 高田照子)
  • 昨年(一九八四)は、病院までの悪路が舗装されたり、病院の増築も終り、気持ちの上でホット一息つきました。…昨年11月26日には、待望の「公益事業」として、大統領令が公示され、七年間の努力が認められ…感謝いたしております。…これで私どもの仕事も、大体軌道に乗ったのではないかと思いますが、また、正月に初夢を見てしまい貧乏症を嘆いています。この初夢は、今まで夢想もしなかったことで、マット・グロッン州の奥地、あるいはアクレ・ロンドエアの貧しい地方に分院を開こうかというものです。その実現の可否も分らないものですが、55才にして、まだ、こんな夢を見ることができるなんて、全くブラジルだなと感心しています。
    (ブラジル・横浜教区 佐々木治夫神父)






『ECHO』

 (敬称略)
  • 謹賀新年。「きずな」いつも読ませて頂いております。ありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
    (千葉・市原市・伊藤雅美)
  • 分ち合いの輪の中に入れて頂き有難うございました。Sr中村寛子さんを通して、皆様方と出会いの場を広げて頂き、感謝しております。
    (国分寺市・板橋敬子)
  • 私は「小さなマザー・テレサたち」を読んで、シスターたちが頑張っている姿を想像しています。どうか、世界にカトリックを広めるために頑張って下さい。
    (横浜・匿名)





    『編集後記』

     「きずな」遠く、海外の各地で、困難の中で、主の栄光のために宣教に従事している宣教書、カテキスタの皆様方に、一九六〇年の「主の御復活」のお喜びを申し上げます。
     皆様方の業が、世界の人々のために、どれほど、大きな力、支えとなっていることでしょうか!。
     「海外宣教者を支援する会」の、ささやかな運動も、そして、「きずな」に結ばれた、連帯の輪も、着実に拡がりをみせております。
     10号を、お手許にお届けいたします。
     どうか、この「きずな」が、一そう、固く結ばれますよう、また皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。―。
    (山鳥)