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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES


『「会」創立20周年年表』

「日本カトリック海外宣教者を支援する会」は1982年(昭和57年)9月1日、梶川 宏神父(故人・日本カトリック移住協議会・専務理事・当時)によって設立された。
「会」が歩んで来た、その20年の軌跡を年表によって辿ってみる――。
1982年
(昭和57年)
1月日本カトリック移住協議会(移住協)「海外派遣日本人宣教者を支援する会」の発足を1982年度事業計画に盛り込む。
3月15日移住協編、海外日本人宣教者の便り集「世界に生きる」4000部を発行、カトリック内でのベストセラーとなり、募金、援助の申し出など大反響。
5月移住協理事長・石神 忠真郎司教「海外日本人宣教者を支援する会」の結成を呼びかける。
5月31日
〜6月5日
全国司教会議で全司教により「海外日本人宣教者を支援する会」の設立が承認される。
9月1日「海外日本人宣教者を支援する会」発起人会初会合(13名)。「会」の発足を承認。会長に服部 比佐治(外務省参与・大使・故人)を選出。発起人各自の業務分担を決める。
9月21日「海外日本人宣教者の話を聞く会」(第1回)を、東京・麹町・イグナチオ教会・かつらぎ会館で開き、マルゴット神父、シスター2人から宣教地の実情を聞く。参加者約30人。
10月18日「会」の第2回役員会で、「設立趣意書」「組織規定」等の成文承認。広報誌「きずな(絆)」(季刊・B5版・タイプオフセット印刷)の発行を決める第1号は3000部。
11月29日広報誌「きずな」創刊号発行
1983年
(昭和58年)
2月8日初めて海外援助活動開始(約54万円)
1984年
(昭和59年)
4月11日インドネシア青少年奨学金募金呼びかけ。
11月16日「アフリカは今」講演会(於チャペルセンター)講師・Sr中村 寛子(アンゴラ)Sr三宅 洋子(チャド) 150人参加。
12月24日東京世田谷・池ノ上小学校児童達の醵金で、車椅子贈られる。
1986年
(昭和61年)
7月22日梶川 宏師、事務局長辞任。後任にローシャイタ師。
9月1日「今、アフリカに生きる」刊行。
1988年
(昭和63年)
2月16日服部 比佐治会長逝去。
2月20日葬儀(東京世田谷・カトリック三件茶屋教会)
7月12日服部会長逝去にともなう第2代会長に事務局長(兼務)のV・ローシャイタ神父就任。
1989年
(昭和64年・
平成元年)
12月31日Sr海野 常世(とこよ)(フィリッピン宣教の母)帰天。
1991年
(平成3年)
3月25日役員大森氏の斡旋により聖母病院からCTスキャンの寄付を受け、インドネシア・メダンの聖クララ・クリニックへ寄贈。
6月20日この年を「創立10周年記念年間」とすることを決定。
9月1日90年度の援助費 1,500万円に。
1992年
(平成4年)
9月1日「会」創立10周年記念日。
9月17日東京四谷から江東区潮見に移転するカトリック中央協での最後の役員会開催。
12月1日中央協議会、新たに東京江東区潮見2−10−10日本カトリック会館内に移転。
1993年
(平成5年)
3月19日役員会、ローマ・バチカン放送日本語放送で、「きずな」掲載の「宣教者の便り」の放送要請を了承。(第1回・4月30日放送)
1994年
(平成6年)
3月8日役員会で「きずな」に対するアンケート実施を決める。
4月5日海外宣教者達のたより集「こんにちは」発刊。
1995年
(平成7年)
1月17日未明、「阪神・淡路大地震」起こる。死者5,400人超。大阪司教区内の教会、修道院などに多くの被害。
1997年
(平成9年)
6月26日梶川 宏神父、移住協専務理事、「会」の事務局長を辞任。後任にV・ローシャイタ神父。
10月31日午後12時30分、「会」の創立者・梶川 宏師急逝。
11月2日葬儀(東京九段・マリア会聖堂)
1998年
(平成10年)
6月19日濱尾司教、教皇庁移住・移動者司牧評議会議長(大司教)に就任のため、移住協理事長辞任。後任に池長 潤大阪教区大司教。
12月1日「きずな」65号発行。この号から「横組み」に。「梶川 宏師遺稿集」を特集。
2000年
(平成12年)
10月24日移住協解散に伴う「会」の組織、活動についての第1回検討委員会開催。
2001年
(平成13年)
1月15日日本カトリック司教協議会へ「会」の「公認団体」承認を申請。
2月1日「会」は2001年2月1日付けで、日本カトリック海外宣教者を支援する会」として独立、新発足。
3月31日日本カトリック移住協議会、2001年度末で解散。
4月1日改訂新会則施行。
4月9日新事務所として東京都新宿区中落合・聖母病院隣接の司祭館の一室を賃貸することになり、マリアの宣教者フランシスコ修道会(Sr林管区長)と賃貸借契約(1年間)完了。
6月12日「カトリック海外宣教者を支援する会」としての初の運営委員会を開催。
8月1日新事務所で正式業務開始。
(新事務所)〒161-0032 東京都新宿区中落合2丁目5−1
「日本カトリック海外宣教者を支援する会」
11月20日「会」のパンフレット完成。4色刷り、二つ折り、3万部、随時発送。新会員大量加入。
12月1日「会」の顧問司教に島本 要・長崎大司教委嘱。
2002年
(平成14年)
9月1日「会」の創立20周年記念日。